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氾濫する心用語

2011-03-08 | 認知心理学
氾濫する心用語

今の日本の心をめぐる特徴的な状況の一つとして、斉藤環(2001)は、心理学化を挙げる。その一つに、誰もが心理学者のごとく、心について興味関心を持ち、心を説明する用語を日常語のごとく使うありさまがある。

たとえば、中学生のいじめによる自殺が続いた。心理学者も含めて、あれこれかまびすしい議論がマスコミを通してなされたのは記憶に新しい。その中で、不安、攻撃性、性格、対人関係などなど、心にまつわる用語がごく普通に飛び交ったいた。

こうした状況になってきたのは、心理学が一般に普及してきた事情もあるとは思うが、それよりも、もっと本質的なところで、心については誰しもがそれなりに語る用語を持っているという事情がある。
なにしろ、4歳頃になると、早くも心の存在をわかってくるのであるから、誰しもが、心について語る用語を豊富に持つようになってもまったく不思議ではない。かくして、誰もがそれなりに素人心理学者になれるのである。

2011-03-08 | 心の体験的日記
春を告げる雪
一気にわーっと降り
一気にわーっと消えた<<<もっと文学的な表現ができたらなー
でも、おもわず、みとれてしまうほど
でも、おもわず、雪のなかに飛び出したいほど
いや飛び出した
次記事でお楽しみください