心の風景 認知的体験

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10年前の今日のブログ記事

2017-12-22 | わかりやすい表現
作家の芥川龍之介(1892~1927年)が大阪毎日新聞、東京日日新聞に連載した「邪宗門」の直筆原稿発見のニュース

こんなおもしろいことは、作家がワープロで書くようになると
まったくなくなる。
やはりさみしいねー。
確か、井上ひさしだったと思うが、
だからーー?私は直筆
といっていた。

今自分が困っているのは、板書
・字がきたない
・漢字がでてこない

そこで、パワーポイントとなるが、
これが学生には不評

デパ地下はいいねー

2017-12-21 | 心の体験的日記
高島屋カードのポイントが4千円分たまった。
交換できるところは、車で40分。
高島屋がやっているフードコートまでいくことにした。
どれをみても食べたいものばかり。
結局、6千円もの食べ物を買ってしまった。
これで少しは太れるかなー

プチ葛藤を克服して2時間のドライブ

2017-12-21 | 心の体験的日記
家を車ででるかバスにするかで迷った。
車にした。
駅の駐車場に入れようとしたが、めずらしく満杯。
空くのを待つか、別のところを探すか迷った。
別のところを探すことにしたが、見つからない。
今日はやめて明日にするかで迷った。
今日行くことにした。
結局、家の近くまで戻り、40分ドライブとなった。



潜在効果」心理学基本用語

2017-12-21 | 心理学辞典

接触する回数が多いほど好きになる  
何度も同じ物に触れていると、だんだんそれが好きになる、単純提示効果と呼ばれている現象がある。しかも、もっとびっくりするのは、意識的にはまったく何も見えない(閾下;サブリミナル)くらいに短い時間(5ミリ秒くらい)で提示しても、同じ効果がみられるのである。  

この単純提示効果は見えの世界の話であるが、これに似た効果は、記憶や注意や判断など心の働きのあちこちの世界でもみられる。  
たとえば、注意の世界でも、パーティ会場で、他の人との会話に注意を向けていても、自分の名前が呼ばれればすぐにそちらに注意が向く(カクテルパーティ現象)。この現象は、意図的な注意の範囲よりもずっと広く無意図的に注意を配っていることの証拠である。  

また、記憶の世界についても同じようなことがある。
意識下〔無意識〕に起こっているといるということで、ここでは潜在効果と呼んでおく。

潜在効果は、物を買わせたい、自分に1票を入れさせたい、といったことをねらう人々にとっては、すぐにでも飛びつきたくなるような効果である。しかし、これには、倫理的な問題があって、そうすんなりとは使えない。とりわけ、閾下提示の場合は、TV界では禁止されている。  

確かに、人から制御される形での潜在効果の活用は困るし、気持ち悪いが、自分でなら、こうした効果を利用することはあってもよい。努力しないで好ましい影響をうけられるのだから、これほどありがたいことはない。

たとえば、世間で定評のある「良質な」人や物や環境に触れることである。それも、一回こっきりではなく、できるだけ頻繁に触れることである。  

古物商や画商は、弟子に真贋判定の力をつけさせるために本物に徹底的に触れさせるとのことである。潜在処理される情報の重要性を知っているのであろう。  

教育学の領域でも、隠れたカリキュラムという概念がある。良い教師、良い教育環境の中に埋め込まれている情報に触れることで子供が知らず知らずに身につける知識の大切さが、この概念には込められている。  

いずれの場合も、何が真贋区別の決め手か、何が子供に好影響を与えるのかを顕在化させる学問的、経験的な努力がなされてはいるが、多分、いくら努力をしても残るもの(わからないもの)があるはずである。そこに潜在効果を期待するわけである。  

では、我々の普段の心がけとしてでは、どんなことあるだろうか。
・美術館、博物館にいく
・一流品に触れる
・その道の達人の話を直接聞く
・名著や古典を読む

リスク管理しながら思い込む

2017-12-21 | 心の体験的日記
リスク管理しながら思い込む
 情報爆発の今、一つ一つの情報にまじめにつきあってはいられない。自分なりの世界をしっかりもって対処していかないと、情報の海に溺れてしまう。
 リスクはあっても、見立て(思い込み)をしながら情報とつきあっていくことになる。それによってはじめて、情報はあなたにとって生きた知識となるのである。
 それでも、思い込みが決定的にネガティブな事態につながってしまうところでは、手厚い安全ネットを用意しておく必要がある。
 あなたの思い込みに忌憚なく箴言(しんげん)してくれる人を用意したり、実行する前に時間がかかるようにして再考の時間を持ったりする仕掛けが必要である。

予測」心の風景

2017-12-21 | 認知心理学
●時間と空間を超える
 我々は豊かな文明と豊潤な思惟世界のおかげで、「今この場」からの制約を逃れて、時間と空間を自在に「操る」ことができるようになった。五年先、10年先の自分を考えられるし、アフリカの奥地にも宇宙にも行った気になれる。
 これを支えるのが、予測という知的活動である。
 
●過去、現在、未来から予測する
 さて、その予測には大きく3タイプがある。
 もっともよく行なわれる予測の仕方は、過去を外挿することである。過去ベースの予測である。失敗することは少ないが、前例主義に陥ってしまい、新しい状況の変化に対応できないことがある。
 もう一つは、現在の中に将来を見つけるタイプの予測がある。現在ベースの予測である。商品開発やイベント企画などでは必須とされる予測である。もっぱら個人の感性に依存するので、失敗のリスクが高いが、当たると大きい。
 さらに、未来ベースの予測もある。サイエンス・フィクションのような世界を究極の目標において、それに到達するまでの未来を予測するものである。大きな目標があるだけに、予測に系統性を持たせることができるが、画餅に帰すことが多い。

●青年の時間展望の特徴に学ぶ
 一つの仕事をするときに、この3つのベースに基づいた予測の一貫性の有無を問うてみると仕事の質があがる。
 やや唐突な話になるが、青年期に、これら3つの予測の間に激しいギャップが生ずる。不可能な未来を思い描き、それを実現する力量のなさを嘆き、そんな自分を育てた親へ反抗する。これを時間展望の混乱@と言う。
 多くの青年はそのギャップを克服して、安定した成人期へと移行していくが、そのギャップを克服できないまま心を病んでしまう人も多い。

●予測を仕事に活かす
 この青年期のメンタリティ(心性)と振舞いには、仕事の上での予測の活かし方のヒントがある。
 一つは、現在の中には、過去も未来もあることを認識することである。青年はそのことに気がついたからそこ悩む。その悩みが飛躍へのばねになっている。
 2つは、過去と現在と未来の一貫性をとることである。
 青年はギャップのあまりの大きさに気づき呆然自失してしまい、そのつらさゆえに、刹那的になって身を滅ぼしてしまうこともある。
 仕事でも、過去から未来への時間の流れの中で位置づけることができれば、自分も周囲も納得させる大義名分もみつかり、創発の芽をみつけることもできる。


「あなたの時間的展望の混乱を測る」
次の項目に「はい」「どちらでもない」「いいえ」のいずれかで答えてください。
1)その日のうちにすべきことを翌日まで延ばすことがある
2)なんでも物事をはじめるのがおっくう
3)ひとかどの人間になろうとする希望を失いそうになる
4)待たされるといらいらする

「解説」
 これは砂田氏が作成した自我同一性混乱尺度の一部を借用したものである。「はい」の答えの多いほど、過去、現在、未来の時間の流れがスムーズに認識されていないことになる。





ステレオタイプは思考をなまらせる

2017-12-20 | 認知心理学

●ステレオタイプは思考をなまらせる
 多くのステレオタイプは、過去の限られた個人的な強い感情を伴う体験を独断的に---実は暗黙の社会的通念によって---意味づけすることによって形成され、信念や偏見に近いものになっている。
 また、ステレオタイプは、面倒さを避けるための方便のようなところがある。方便なだけに便利なので、つい安易に使ってしまう。
 かくして、ステレオタイプから自由な思考を展開するのはなかなか難しくなる。
 しかし、ステレオタイプを使いすぎると、思考がなまってくるし、頭も硬くなってくる。
 それに加えて、恐ろしいのは、みえるものもみえなくさせてしまうことである。
 「T大出は頭は良いが、人づきあいはへた」とのかなり一般化しているようにみえるステレオタイプは、目の前にいるT大出の人が持っている本当の特性をみえなくしてしまう。

「参考」
「あなたの人物評価についてのステレオタイプをチェックする」
次の-----の部分にあなたの頭に浮かんでくることを入れてください。

・女性は---  
・日本人は----
・東大出は--- 
・この顔は----

「解説」
 多分、いずれについても、それなりのセリフが思う浮かんだはずである。それが、あなたのステレオタイプであり、実は、それは、あなたの周囲で暗黙のうちにお互いが認めあっている通念でもある。
 このように、ステレオタイプには、社会や文化が強く影響している。それだけに、強力な機能を果たす。
 なお、よくよく考えると、いずれのステレオタイプも、その真実性の保証がほとんどないことにも注意してほしい。かといって、虚偽とも断定できない。
 なお、相手に不快や不利益を及ぼすステレオタイプが偏見である。


本づくりのリテラシーその7「ノンブル[ページ]」

2017-12-20 | わかりやすい表現

本づくりのリテラシーその7「ノンブル[ページ]」
本は、100ページを超えるものが大部分ですから、それにページをつけないと、
目次や索引が機能しません。
さらに、本の一部を引用しようとするときにも、ページまで示すことがあります。
ぱらぱらめくりでも探せるように、ページの右左の隅(外側)につけるのが一般的です。

10年前の今日の記事

2017-12-20 | 心の体験的日記
2007-12-20 | 心の体験的日記より

お米は秋田から取り寄せている無洗米を食べている
きぬの湯で売っている米がすこぶる
おいしいというので買ってみた.
むせんまいではないので、この寒いのに
米をとぐことになる.
つらい、めんどう、しかし、確かにおいしい。
それにしても、むせんまいの技術、たいしたものである
秋田もがんばっているので、また、むせんまいをとることにしよう。

@@
なお、現在は、スーパーで無洗米がほぼ半額の値段(送料なしなので)なので、
5キロ袋で買っている。
2月くらい持つかなー

病気にかこつけて、---

2017-12-20 | 癌闘病記
人間って、いや自分って、何かと理屈を見つけては、サボろうとするようだ。

寝たいときに寝る。
まずそうなものは食欲がないといって食べない。
身の回りの整理整頓、疲れるといってほったらかし。
頭を使う新聞よみ、読書などをしなくなる。

それでも、これまでの強固な生活習慣が崩れていないので、なんとか生活崩壊は免れている。
一日3回の歯磨き
ほぼ1日おきの入浴と下着の交換
一日3回の食事
1日30分程度の散歩<<最近は、これがやや乱れがち
ブログの更新

今一度、生活を立て直し、生きがいを感じられる生活をしたいものだが、
そんなことを考えることさえ、やや億劫。

●リスク・コミュニケーション」心理学基本用語

2017-12-20 | 心理学辞典

●リスク・コミュニケーション
(risk communication)
リスクをどのように伝えるかは、通常のコミュニケーションとくらべると、はるかに難しいところがある。たとえば、
・リスク発生確率の見積もりそのものが難しい。
・リスクだけを強調すれば、誰もがその受け入れを拒否したり、恐怖感をいたずらに高めてしまう。
・リスクをどのようなメディアを介してどのように表現するかが面倒。
・受け手のリスク認知、リスク行動に個人差が大きい。
・情報公開、説明責任についての最近の厳しい世論とどのように折り合いをつけるか。
こうした困難を克服しながら、最適のリスク・コミュニケーションを考えていくことになる。

イルミネーション過剰

2017-12-20 | 心の体験的日記
有名なイルミネーションを見に行ったことがある。
それはそれは、お見事。
この時期、実にあちこち、規模の大小あれどーーなんと我が町内会でもささやかな電飾をしているーーー

でも、何というかなー
一言でいうと、過剰すぎるのだなー。
たちまちあきがきてしまう。

贅沢な感想だと思うが、静かな日本庭園や神社仏閣の風情の対極という感じ。
すぐに飽きてしまったのを覚えている。。


 

体重が増えない

2017-12-19 | 癌闘病記

食欲はあまりないが、それでも結構の量と種類は食している。
たとえば、
昨晩は、野菜サラダと稲荷ずし2個と黒毛和牛コロッケといちご大福。

今朝は、牛丼のもとに山芋と卵をいれたもののごはん茶碗半分。

昼は、ホームで、野菜サラダと魚。いつものことだが、ごはんがまずいので手を付けない。

体重60キロを切って58キロ。
抗がん剤のより深いところでの副作用かも。



女性から学ぶポジティブ戦略

2017-12-19 | ポジティブ心理学
女性から学ぶポジティブ戦略

女性の時代がやってきた。
初の女性なんとかという言い方は、もはや死語。
どんな分野にも社会進出できる時代になってきた。
長い苦難の歴史もあったが、ここまで来れば、後戻りはもはやない、いやさせてはならない。
女性が元気な社会は、社会全体が元気。
なぜなら、女性の存在そのものが元気を与えてくれるからだし、女性の活動そのものが元気戦略に満ち満ちているからである。

にもかかわらず、うつ病になる人は女性のほうが圧倒的に多い。にもかかわらず(と直結させてはいけないのだが)自殺者は男性の半分にも満たない。