月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

WBC -「ノルマ」としての優勝-

2006-03-03 19:37:00 | 民俗・信仰・文化-時事・コミュニケイション-
 中田選手達の活躍などがあるのは確かですが、日本はサッカー大国とまでは呼べないでしょう。
 しかし、野球は別です。オリンピックではメダルの常連国、金メダルもとっています。イチロー選手をはじめ、日本の選手がメジャーリーグで活躍する確率は、日本のサッカー選手が海外のクラブで活躍する確率よりもかなり高いでしょう。いわば日本は、「野球大国」なのです。

 サッカーのワールドカップは、ベスト8入りで万々歳といってもいいのですが、野球はそれでは通用しません。求められるのは唯一つ。「優勝」です。そして、それは「優勝したら嬉しい」といったような「希望」ではなく、選手に課せられた「義務」としてです。ブラジル国民がセレソン(サッカーのブラジル代表)にあくまで優勝という「ノルマ」を課すように、WBCの優勝を日本代表チームに、「ノルマ」として課したいものです。
 そして、それを達成しうる能力が日本代表チームにはあることでしょう。