●屋台・だんじりを動かす決断
いくつかの地域で屋台・だんじりを動かす決断をくだすところが出てきています。この中で集団感染を起こすと、日々差別的言動に勤しむ輩の祭ヘイト(参考①、参考②)にあうこと、そして、多くの年配者が命の危険にさらされることが危惧されます。インフルエンザは余命間もない高齢者にトドメをさせる、新型コロナは元気な高齢者をしに追いやる点では、やはり大きな違いがあると言わざるをえないようです。
そこで、管理人考案の感染防止方法をイラスト付きで紹介します。個人装備と組織で気をつけることに分けて書いていきます。
●個人装備
個人装備の留意点では飛沫感染と、人→人や人→物→人の接触感染の防止策に分けて提示します。
①飛沫感染防止策
マスクの上にバフ
管理人はマスクは「うつらないため」ではなく「うつさないため」という認識でした。しかし、メンタリストのDaigoさんはYouTubeでノースイースタン大学の論文から導き出した方法を提示しています。
論文の著者によれば、マスクの上にストッキングをかぶせると50%ほどウイルスの遮蔽率(防ぐ率)があがり、医療用並のものになることもあるそうです。
さすがにストッキングだとかっこうわるいのでバフでも同様の効果は期待できるだろうとのことです。残念ながらプレプリントの段階で、この論文は止まっていますが、理屈は合っているとのことです。
法被、鉢巻の色に合わせたバフだとそんなに変な感じにはならないと思います。
一方で熱中症などの危険はこれで高まるで、早めの休憩、交代を念頭に入れた運行が必要になりそうです。
②接触感染防止策
消毒薬の各自携帯
ホンマでっかの武田先生は、「コロナ恐るるに足らず論」の代表的な人と言えます。その武田先生が医療従事者の話を聞いて「これさえすれば」と提案しているのが、人→物→人の感染防止策です。
武田先生は簡単そうに言っていますが、実行するとなると非常に面倒です。いろんな人の飛沫が飛びかい、それをそのまま口にする恐れのある酒の席などではやはり必要となってきます。
基本は物を口にする前に、口をつける物と手指の消毒です。
またかつぎ棒は、自分の頬が棒につくので、担ぐ直前に頬に消毒薬を塗ってのぞむと無難です。馬鹿げたことかもしれませんが、それでもうつるよりマシです。
*自己責任で 自作次亜塩素酸水
間違いはないと思いますが、保証できません。管理人は使っていて今のところ問題ありません。
①ピューラックスペットボトルの蓋に一杯(約10ml)を、炭酸水500m lに入れる。
[解説]
ピューラックス(次亜塩素酸ナトリウム・塩素濃度6%)を500m l炭酸水に混ぜる。
↓
次亜塩素酸ナトリウムが次亜塩素酸水に変化。濃度1200ppm。
↓
24倍の水でうすめる。
手指消毒に適した50ppmくらいになる。
しかし、次亜塩素酸水の塩素濃度はあっという間にさがります。下の映像によれば、ペットボトルにアルミ巻きするなどすれば濃度は保たれる時間は長持ちするとのことです。
●組織の留意点
①飲食の席
飲み物は缶よりペットボトル。
コップでの回し飲みは非常に危険です。
缶はお勧めしませんが、ビールなどの場合は飲む前に消毒がひつようです。
食べ物は個人で盛り付けたらラップでレンジに
レンジで殺菌してから食べる方が無難です。
②結局心掛け
精神論、根性ではどうにもなりません。「いざ自分の親がかかったりするとどうなるか?」
この想像力を常に持って運行する必要があるのが現実です。