昨日一晩降った雨で、保津峡から
嵐山の紅葉が一段と美しく色づき始めてきました。
紅葉の見頃が近づく嵐山では、明日13日(日曜)
に毎年恒例の‘嵐山もみじ祭り’を開催されます。
このもみじ祭りは、嵐山・小倉山の紅葉の美しさを
讃えて、この周辺の守護神・嵐山蔵王権現に
感謝を捧げる行事として、昭和22年に嵯峨風土研究会が
中心となり催されたもので、毎年11月の第二日曜
に行われています。
当日は渡月橋上流の大堰川(おおいがわ)一帯に
飾り舟を浮かべ、船上舞台の上で、和歌を読み、
雅楽の音色を奏でるなど、古式ゆかしい嵐山の
芸術・文化を演出、優雅な舟遊びをしていた
都人、平安絵巻の再現をします。
浮かべられる船は
典曲を演奏する「筝曲小督(こごう)船」
舞楽と雅楽を演奏しながら舞う「平安管弦船」
即興で今様歌をつくり歌い舞う「今様船」
音楽に合わせて花を生ける「京楓流いけばな船
鯉と亀を飾った神輿をのせた「松尾大社船」
元との貿易で造営費を捻出した「天龍寺船」
黒木の鳥居に小柴垣を船上にのせた「野宮船」
狂言装束の「嵯峨釈迦堂船」
菊の花で飾った「大覚寺船」
時代劇俳優が乗る「東映太秦映画村船」 など
河原では、嵯峨大念仏狂言(無形文化財)
吉原太夫の道中 など
メインの午後の部・午後1~2時には
嵐山河畔が大勢の見物客やTV・新聞等の
マスコミで埋め尽くされます。
そんな状況の中を私達の保津川下りの船が
横切って行きます。
これはかなりの注目の的です!
すこし気恥ずかしいですが、癖になる
心地よさでもあるのです・・・
渡月橋上流には雅やかな飾り船が多く浮んでいます。
その中を私達の保津川下りの薄茶色の和船が
縫うようにして抜けていきます。
その昔、高貴な大宮人が楽しんだ優雅な舟遊びの
最中に、一般大衆の生活物資を運び、日常を支えた
歴史から出発している船が、時間差を越え交差し
横切るミスマッチも、明らかに嵐山の歴史そのものの
で面白く感じます。
明日の‘もみじ祭り’今年もお邪魔させて
頂きますのでよろしくお願いします。
嵐山の紅葉が一段と美しく色づき始めてきました。
紅葉の見頃が近づく嵐山では、明日13日(日曜)
に毎年恒例の‘嵐山もみじ祭り’を開催されます。
このもみじ祭りは、嵐山・小倉山の紅葉の美しさを
讃えて、この周辺の守護神・嵐山蔵王権現に
感謝を捧げる行事として、昭和22年に嵯峨風土研究会が
中心となり催されたもので、毎年11月の第二日曜
に行われています。
当日は渡月橋上流の大堰川(おおいがわ)一帯に
飾り舟を浮かべ、船上舞台の上で、和歌を読み、
雅楽の音色を奏でるなど、古式ゆかしい嵐山の
芸術・文化を演出、優雅な舟遊びをしていた
都人、平安絵巻の再現をします。
浮かべられる船は
典曲を演奏する「筝曲小督(こごう)船」
舞楽と雅楽を演奏しながら舞う「平安管弦船」
即興で今様歌をつくり歌い舞う「今様船」
音楽に合わせて花を生ける「京楓流いけばな船
鯉と亀を飾った神輿をのせた「松尾大社船」
元との貿易で造営費を捻出した「天龍寺船」
黒木の鳥居に小柴垣を船上にのせた「野宮船」
狂言装束の「嵯峨釈迦堂船」
菊の花で飾った「大覚寺船」
時代劇俳優が乗る「東映太秦映画村船」 など
河原では、嵯峨大念仏狂言(無形文化財)
吉原太夫の道中 など
メインの午後の部・午後1~2時には
嵐山河畔が大勢の見物客やTV・新聞等の
マスコミで埋め尽くされます。
そんな状況の中を私達の保津川下りの船が
横切って行きます。
これはかなりの注目の的です!
すこし気恥ずかしいですが、癖になる
心地よさでもあるのです・・・
渡月橋上流には雅やかな飾り船が多く浮んでいます。
その中を私達の保津川下りの薄茶色の和船が
縫うようにして抜けていきます。
その昔、高貴な大宮人が楽しんだ優雅な舟遊びの
最中に、一般大衆の生活物資を運び、日常を支えた
歴史から出発している船が、時間差を越え交差し
横切るミスマッチも、明らかに嵐山の歴史そのものの
で面白く感じます。
明日の‘もみじ祭り’今年もお邪魔させて
頂きますのでよろしくお願いします。