日に日に春の訪れを感じさせる陽気になってきましたが、
この時期の寒気と暖気がぶつかり、低気圧が発達し
強い風が吹き出すとやって来るの「奴ら」です。
奴らとは? そう!スギ花粉の軍団です!
アレルギー体質である私にとっては
この時期、最も‘厄介’な奴らなのです。
外に一歩出るだけで、鼻がむずむずして、
くしゃみの連続から鼻水がずるずる、
息苦しい日々に襲われるのです。
今や国民の16%、5人にひとりが花粉症といわれる
この日本で奴らが引き起こす症状はもはや国民病と
いってもいいでしょう。
そこで‘敵を知れば百戦危うからず’とばかりに
これから強敵となる奴らについて少し調べてみました。
花粉症は本来、体に備わっている風邪や感染症を防御する
免疫システムの過剰反応が及ぼすものといわれています。
その花粉の種類も50種類もあるそうです。
その中で私の最大の敵となるのがスギ花粉です。
では、なぜ?最近スギによる花粉症が増えたのでしょうか?
スギ花粉が増えた要因として3つの事が考えられるそうです。
先ず1つ目。
スギ花粉の量そのものが増えたこと。
スギは樹齢30年をこえたころから花粉をつけ、飛ばすそうです。
これは戦後の無計画な造林が影響しているといわれています。
日本では1950年代にスギは計画性なしで大量に植えられました。
そして80年代に入る頃、スギ花粉の症状が騒がれ出しました。
この事を考えると時期も一致します。
スギの花は米粒大で、ひとつの花に40万個の花粉が詰っている
そうで、長さ40cm枝に約10億個付け、花粉を放出します。
それらが天気のいい風の吹く日を中心に散布され、
山から午前10時頃から飛散がはじまり、数10キロはなれた
都市部に午後3時頃から五時半頃に到着します。
そして2つ目の原因といわれる交通量の増加により
花粉はさらに広く散布されていく。
地面に落ちた花粉は自動車の走行で舞い上がる。
特にコンクリートとアスファルトに覆われた都会では、
花粉がいつまでも土に吸収されず、飛散が繰り替えされる
というわけです。
そして3ッ目の原因は、受ける人間にあります。
近年の欧米型の食生活への移行で、動物性たんぱく質を
大量に体内に吸収するため、免疫システムがアレルギー源と
取り間違え、過剰反応することで起こるといわれています。
その点、摂取量を減らせば、症状を軽減でき、またヨーグルト
などに含まれる乳酸菌も効果的で、こちらは私達の方で
何とか取り払い可能だといわれています。
まあ、いずれにしても、今の私達がこれほど花粉に悩まされる
根本の原因は、自然環境と体内環境という‘外’と‘内’の
環境の不調和、つまりアンバランスにあると推測できると
思います。
自然とともに生きてきた人間は、この世の環境バランスが
崩れた時、息、呼吸という命の根源にまで作用する機能を
脅かす症状が現れてくることを知り、反省のもと
新たな知恵を出していく必要があると思います。
自然とともに生きる人類にとって、多くの示唆と教訓を
‘奴ら’花粉症は毎年、教えてくれているような気が
してならないのです。
この時期の寒気と暖気がぶつかり、低気圧が発達し
強い風が吹き出すとやって来るの「奴ら」です。
奴らとは? そう!スギ花粉の軍団です!
アレルギー体質である私にとっては
この時期、最も‘厄介’な奴らなのです。
外に一歩出るだけで、鼻がむずむずして、
くしゃみの連続から鼻水がずるずる、
息苦しい日々に襲われるのです。
今や国民の16%、5人にひとりが花粉症といわれる
この日本で奴らが引き起こす症状はもはや国民病と
いってもいいでしょう。
そこで‘敵を知れば百戦危うからず’とばかりに
これから強敵となる奴らについて少し調べてみました。
花粉症は本来、体に備わっている風邪や感染症を防御する
免疫システムの過剰反応が及ぼすものといわれています。
その花粉の種類も50種類もあるそうです。
その中で私の最大の敵となるのがスギ花粉です。
では、なぜ?最近スギによる花粉症が増えたのでしょうか?
スギ花粉が増えた要因として3つの事が考えられるそうです。
先ず1つ目。
スギ花粉の量そのものが増えたこと。
スギは樹齢30年をこえたころから花粉をつけ、飛ばすそうです。
これは戦後の無計画な造林が影響しているといわれています。
日本では1950年代にスギは計画性なしで大量に植えられました。
そして80年代に入る頃、スギ花粉の症状が騒がれ出しました。
この事を考えると時期も一致します。
スギの花は米粒大で、ひとつの花に40万個の花粉が詰っている
そうで、長さ40cm枝に約10億個付け、花粉を放出します。
それらが天気のいい風の吹く日を中心に散布され、
山から午前10時頃から飛散がはじまり、数10キロはなれた
都市部に午後3時頃から五時半頃に到着します。
そして2つ目の原因といわれる交通量の増加により
花粉はさらに広く散布されていく。
地面に落ちた花粉は自動車の走行で舞い上がる。
特にコンクリートとアスファルトに覆われた都会では、
花粉がいつまでも土に吸収されず、飛散が繰り替えされる
というわけです。
そして3ッ目の原因は、受ける人間にあります。
近年の欧米型の食生活への移行で、動物性たんぱく質を
大量に体内に吸収するため、免疫システムがアレルギー源と
取り間違え、過剰反応することで起こるといわれています。
その点、摂取量を減らせば、症状を軽減でき、またヨーグルト
などに含まれる乳酸菌も効果的で、こちらは私達の方で
何とか取り払い可能だといわれています。
まあ、いずれにしても、今の私達がこれほど花粉に悩まされる
根本の原因は、自然環境と体内環境という‘外’と‘内’の
環境の不調和、つまりアンバランスにあると推測できると
思います。
自然とともに生きてきた人間は、この世の環境バランスが
崩れた時、息、呼吸という命の根源にまで作用する機能を
脅かす症状が現れてくることを知り、反省のもと
新たな知恵を出していく必要があると思います。
自然とともに生きる人類にとって、多くの示唆と教訓を
‘奴ら’花粉症は毎年、教えてくれているような気が
してならないのです。