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ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その60 嗚呼古城なにおか語り・・・・ 藤村 

2012年02月09日 | 日記
前回の続き 
どくどく会[教科書の音読会)では年齢が20代から70代まで。
幅広い方々が参加されているのが特徴です。

2月の例会では藤村を読むでした。
今回はベテランの方々がさっそうとよんでおり
「この詩が大好きで暗誦できたわ」等等
嗚呼古城なにおか語り
岸の波なにおか答う ここは「こたう」「とう」いづれも読めること
過し世を静かに思え
百年(ももとせ)も昨日のごとし ここは実に杜甫の漢詩に近いのではなど鑑賞

藤村の生い立ちの影の部分にもふれました。
長野県(1872-1943)71歳
浪漫的詩人と自然主義の文学作家の両面の藤村。
父は座敷牢で藤村が14歳の時死亡。
なぜ?
庄屋の名家でありながら
「夜明け前」などからとの関わりも感じられます。
奥の深い音読会でした。

次回は3月4日(日)初の盛岡中央公民館で⑩時からです。


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