先週土曜参観がありました。
予定していた全校での「放射能」の学習が早く終了したので
全校に戸田和代作の「きつねのボックス」
の読み聞かせをしました。
子どものきつねをなくした 母きつねが
毎晩、電話ボックスから入院しているお母さんに
電話をかける人間の坊やをみて
我が子をみているようで、そのぼうやにひかれていくのでした。
ある日のこと、その電話ボックスが故障してしまいました。
心配する母きつねの想いに・・・なんと不思議なことがおこったのでした。
とてもほのぼのとする作品そして心が暖かくなる絵本です。
この絵本は以前NHKのアが朗読した作品の一つでもあります。
さて昨日研修会に参加した図書ボラの方から
読み聞かせのコツについて図書ボラの方へ伝講がありました。
①表紙をみせる 作者名.題名
②文字のないページもみせる[期待感をもたせる)
③持ち手はぐらぐらさせない。
④立てる(寝せると光ってみえない)
⑤声はうしろに届くような意識をもって読む
⑥語尾まではっきりさせて読む。
⑦作品にとっては余韻を楽しむように静かに、ゆっくり終える。
⑧同じ作品を別の方に読んでもらうと読みが高まる。
⑨クライマックスでも気持ちをあまり注入すると、聞き手が離れる時があるので留意したい
⑩登場人物によっていろいろ声を使い分けると効果的です。
まだまだありました。
参加してあらためて
あたりまえのことのようですが整理しまとめると
あらためて再認識できたと好評でした。