ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その63 指導主事ははたして十分機能しているのか センター研にて

2012年02月16日 | 日記
 恒例のセンター研。フロアーからの私の質問に対して
3人の方が予想を上回るコメント。

 質問1 学力向上で「ポイントは指導主事」についてどういうことなのか。

教育長さんは語りした。

①岩手県は指導主事の配置が各事務所の他に市町村単位でも配置されている。のが岩手の特徴であること。
隣の秋田の方もうなずいていた。

(*他県ではない配置なのです。東北の中で指導主事は最も多くそのための教育現場では其の欠員に臨採をあてています。このような実態の中では逆にこどもの学力が心配という声も以前から指摘されていたのです。)
 
教育長さんは語りました。
各教育現場の校内研にいっては指導要領の解説、授業の評価をしている。
それが1日がかりである。そのような時間の使い方でいいのか。

職務が偏っているのではないか。市町村での、自分の地域での具体的な課題、提言など
本来してほしいことが十分できていない。
そんなに出張せずに、自分の地域にいて仕事をしてほしいこと。

学校は変わるのだという認識をもってほしい等
まだまだ改善されることはある。
昔ながらの指導主事のやりかたに疑問をていしていたのでした。

校長の在り方にもふれていました。
現場と行政をみていろいろ改革するべきだと熱っぽく語っていました。

 次は秋田の教育環境について紹介します。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする