ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

休憩タイム  みていてつらかった映画 「ヒミズ」

2012年02月10日 | 日記
 2月に観た映画が「ヒミズ」
15歳の2人の少年少女の悲惨な家庭がバック。
社会のひずみというか、この悲惨な状況の中、
少女は少年をけなげな未来志向をもって
立ちなおろうとさせる。

「大人はわかってくれない」という映画に社会状況が似ている。
もがく2人に手をさしのべてくれる唯一の大人は
震災にあい、バラックにすむ住人たち。
確か映画は宮城の震災地が描写されていた。

「お前なんかいらない」という父親。
衝動的にその父親を殺してしまう少年。
その後は、・・・
必死に更生させようとする少女。

社会の底辺をうごめく社会派の映画である。
その中で学校・教師の存在は全くの無。
重い映画であった。

コメント
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