中共が尖閣諸島や沖縄を狙い、北朝鮮が日本に核ミサイルをいつでも発射できるのに、今日のTBSの「報道特集」はお花畑そのものである。憲法9条について、アメリカの押し付け説を否定するような議論を展開していたが、「日米合作」と報道していたのには、腹を抱えてしまった▼占領された日本に国家主権などなかったのであり、白州次郎らの証言からも、泣く泣く日本側が妥協したことは周知の事実である。さらに、国家主権にこだわった日本共産党が憲法9条に最後の最後まで反対した。それこそ日本共産党員であった、中野重治の書いたものからも明らかである。仲代達矢や桂歌丸まで登場させて、自分たちの都合のいい番組をつくって、それで国民を騙せると思っているならば、それはとんでもない見当違いである▼現実にある自衛隊を否定しなければ、憲法9条を守ることにはならない。無防備のままで喜ぶのは中共や北朝鮮ではないだろうか。金平茂紀などは活動家レベルである。加計や森友で国民をミスリードしたが、もはやネタ切れになっている。いよいよ憲法をめぐって反対の急先鋒に立とうとしているのである▼国民の命を守ろうとする安倍首相にいちゃもんを付けるのは、断じて許されるべきではない。TBSが本性を露わにしてきたのは好都合である。日本を守り抜くためにも、民草の声なき声で徹底的に論破してやろうではないか。
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