草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本共産党の憲法擁護はとんでもない詭弁だ!

2017年08月28日 | 政局

日本共産党が憲法擁護を掲げていることは、日本では通用するが世界では通用しない。『共産党宣言』に書いてある通りで、革命をするための前衛組織が共産党である。法治国家を目指すこと自体がまさしく自己否定である。彼らの理論からすれば、経済を下部構造であり、政治や文化は上部構造である。下部構造の矛盾が激化して革命が起こり、それまでの上部構造は根本から打倒されるのである。それを理解していないから、とんでもないことを主張するのだろう▼未だに二段階革命論を捨て切れないからだろう。日本は民主主義国家に到達しておらず、ブルジョア革命も中途半端なので、封建的な残滓を一掃する必要があると思っているのだろう。だったらば象徴天皇を認めるべきではないのに、どうでもいいのが今の日本共産党なのである。九条の会をつくったりしているが、一度たりとも武力を放棄すると明言したことはない▼このままでは日本は大変なことになる。保守勢力の一部が日本共産党と接近し、スターリン主義による全体主義国家の様相を呈するだろう。それを後押しするのが中共である。真の保守派とリベラルは結束しなくてはならない。全共闘の団塊の世代であっても、日本共産党の暴力を経験した人は多いと思う。自由と民主主義を守り抜くためにも、スターリニストに日本を委ねてはならないのである。

 


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フェイクニュースの根本にあるのは東京裁判史観だ!

2017年08月28日 | マスコミ評

安易なプロパガンダにマスコミが流されるのは、日本人としてのバックボーンがないからだろう。面白いから、商売になるからというのは、日本を間違った方向に引っ張っていくだけだ。しかも、戦後の言論空間は、過去の日本を悪として決めつける東京裁判史観によって歪められ、日本人は大事なものを失ってしまったのである▼それを受けての報道が今なお朝日新聞やNHKが行っているから、世の中が混乱するのである。今朝もNHKのアナウンサーが「フェイクニュースなどないということを伝えていきたい」と臆面もなく述べていた。ネットからの批判が強まっているために、居直らざるを得なくなっているのだろう。謙虚さの一欠けらもない言葉ではないだろうか▼坂本多加雄は『近代日本精神史論』において、小林秀雄が「歴史を見ず、歴史の見方を見て、歴史を見てゐると信じている態度」を問題視していたことを取り上げ、本来の「歴史事実」とは「永遠な歴史感情に呼びかけ」「動じない美しい形」とか表現されるべき、確固たる実在感であることを指摘した▼小林の主張を受けて、坂本は「実在感をもって追体験されるもの」を重視したのである。日本人を知ることは2千年の日本の歴史を知ることであり、それを無視してフェイクニュースを流すのは、事実を事実として認める澄んだ目を持たないからなのである。


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