「草莽隊日記」のトータル閲覧数が500万を突破した。政治ブログとして認められるようになったのは、ここ一年二年のことである。全共闘のラディカリズムの末端にいた者として、保守の論陣に加わるのはためらいもあったが、お花畑の戦後の言論空間を完膚なきまでに叩き潰すべきだとの思いから、ブログを始めたのがきっかけであった▼「草莽隊日記」と名乗ったのは、権力に媚びることなく、辺境の地から民草の声を代弁したかったからだ。それでいて安倍内閣を応援するような論陣を張っているのは、押し付けられた憲法を改正せんとする勇気への敬意である。丸ごと自民党や安倍政治を認めるわけではない。グローバリズムへの一定の歯止めは必要であり、それが日本の国柄を死守することにも結び付くからである▼日本のリベラルやマスコミに厳しいのは、全体主義政党の共産党や、全体主義国家の中共や北朝鮮に媚びているからだ。カール・シュミット、尾高朝雄、アントニオ・ネグリの著書にこだわるのは、左右を問わず、憲法を絶対視しない思想家であるからだ。極左と目されるネグリを読まずにいる日本のリベラルは、自らの立場を見失ってしまっている。平成の世にあって今日本人がなすべきは、現実を直視することである。核のミサイルで恫喝され、領土を奪われようとしている祖国を、どのように守り抜くかなのである。危機の時代をどう乗り切っていけるか、諸兄姉と共に考えていければと願ってやまない。
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