戦争が目の前に迫ってきている。一昨日に起きた韓国軍艦艇による自衛隊機へのレーダー照射は、明らかに我が国に対する軍事的な挑発行為であり、断じて許してはならない。対応に苦慮した安倍内閣は、今回もまた弱腰に徹した。岩屋防衛相は毅然とした対応を取ることを明言しなかった。これでは韓国を付け上がらせるだけである。憲法に交戦権がないことを知っているからこそ、韓国は傍若無人なことをしてきたのである▼そうでなくても、中共の人民解放軍の艦艇は尖閣諸島を手中に収めようとし、北朝鮮は核ミサイルで我が国を恫喝している。戦争にならないためにも、抑止力として防衛力を強化しなくてはならない。もはや小規模な武力衝突は避けられない状況になってきており、それに対する準備も怠ってはならない▼戦後70年以上にわたった平和は、あっという間に崩れようとしている。もはや平和ボケであってはならないのである。安倍内閣が進めている憲法改正は間に合わず、超法規的な処置を講ずるしかないだろう。平和安全法制の成立によって、アメリカとの同盟関係は強化されたが、それだけでは心もとない。子や孫に日本という国家を残すためには、強い国家に生まれ変わらなければならない。危機は目前である。戦後流布された、日本が戦争をする国にならなければ平和は維持されるという主張は、子供じみた幻想でしかなかったのである。
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