草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

リベラルに徹する岸田首相は保守政治家にはあらず

2023年08月21日 | 政局
 マスコミは岸田内閣の失政を大きく取り上げない。LGBT法案の問題点については、読売や産経が一時話題にしたが、テレビなどはまったく無視である。多様性を尊重し、リベラル化した政治を歓迎している節すらある。
 共同通信の喫緊の世論調査の結果では、内閣支持率が30%を超えている。ネットでは岩盤保守が徹底的に岸田首相をこき下ろしても、多くの国民に伝わるまでには、かなり時間がかかるのである。
 今回の岸田首相の訪米には、木原官房副長官が同行した。週刊文春の記事など、まったくなかったかのような居直りである。それで通用すると思ってるのだろうか。
 さらに、自民党の森まさこ参議院議員のブライダル補助金にしても、少子化対策とは無縁で、外国人の観光客を増やすための補助金のバラマキであった。再エネ疑惑の報道も皆無に近い。いずれも中国に気兼ねしていることは明らかである。
 左翼政党ではなく、一応は保守政党を名乗っている自民党が、移民政策や多様性とかを最優先にしているわけだから、岩盤保守が怒るのは当たり前である。
 岸田首相は左にウイングを広げることで、マスコミの批判をかわそうとしている。憲法改正など夢のまた夢なのである。しかし、それは非常時のリーダーとしては最悪である。批判を恐れず、大胆な問題提起をし、危機を乗り切らなければならなときに、責任を回避することであるからだ。その岸田内閣を安倍派が支えると公言するわけだから、もう自民党は終わってしまったのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日米韓首脳会談は小手先だけ... | トップ | 米国頼みでは日本国民の命は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政局」カテゴリの最新記事