東アジア情勢がここ2、3日で緊迫の度を増しているのではないか。パーティ券の不記載ごときで、総選挙を戦っているときではないのである。
中国が台湾を囲んで大規模な演習を行ったと思ったら、今日になって、北朝鮮が韓国に通じる道路を爆破した。何かが起きるのではないだろうか。
とくに、日本は自民党であっても、左派の石破内閣が誕生し、アメリカはバイデンの民主党政権の今のタイミングを狙って、戦争を始めれば、中東を重視しているアメリカは、対応に手間取る。
石破では中国が台湾に武力侵攻をした場合に「存立危機事態」と認定することはできないだろう。在日アメリカ軍も手足を縛られることになり、尖閣諸島ばかりか、先島諸島全体が危機的な事態になりかねない。
そこに半島有事ともなれば、自衛隊は二正面作戦を余儀なくされるだろう。ロシアの動きも微妙である。投開票日を待たずに、日本が戦場になることも考えなくてはならない。自衛隊は政治の動きとは別に、国を守り抜く決意を、現場において徹底してもらわなくてはならない。いざとなれば超法規的な行動も必要なってくるのである。