草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

高市さんの国家観は未来の日本人の幸福を見据えている!

2024年09月10日 | 自民党総裁選
 それぞれが自分勝手に生きることが多様性ということであろう。しかし、それでは共同体は成立しない。国家は危機に対処できない。
 昨日の自民党総裁選の出馬会見において「皇統をお守りする」と述べたのは、過去から受け継がれて来た日本人の一体感を維持し、それを未来の子供たちに託すということである。
 無私である天皇陛下によって体現されるのは、私利私欲にとらわれることなく、公のために尽くすという精神である。人間が人間であるというのは、まさしくそこにおいてであり、政治家も絶えずそれを意識しなければならないのだ。
 高市さんは演説の締めくくりで、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」のなかでの言葉を引用した。「俺たちがあきらめたらこの国は確実に終わってしまう」と出撃した若者は、未来を生きる日本人のために死出の旅を選んだ。それを受けて少女は「あなたが願った未来を精一杯生きていきます」と感謝したのだった。
 日本を取り戻すというのは、命以上の価値観を自覚することであり、それは排外主義的なナショナリズムでもない。世界の人々の理解してもらうことができる日本の国柄である。
 高市さんの国家観は、先人の死者の声をきき、今ある者として、未来の日本人の幸福を考えるということである。日本の指導者になる資格を備えている。決戦の火ぶたは間もなく切って落とされるが、自民党の国会議員や党員の良識を信じたいと思う。


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