「私を撮る」～定年までの１年～

「カルチャーでドキュメンタリー映画を作ろう」（朝日カルチャーセンター大阪）

「演劇をドキュメンタリーとして撮る」を企画した時、その過程を撮ることを考えたが、平凡だなあと思って止めた。
　３０年以上のサラリーマン生活。団塊の世代。定年まで１年。そんな人はごまんといるだろうが、「演劇をドキュメンタリーとして撮る」を考えている人間は多分「私」だけだろうと思った。
　総決算なんて思っていない。これが始まりだと思う。その為に自分を客観的に見直してみたい。
　定年までの１年で何が起こるか分からない。ゴールまで行き着けないかもしれない。大きな病気になるかもしれない。「Lost　失われた時間」は挫折するかもしれない。
　だが、考えるよりも走ろう。ビデオカメラを買った。もう、迷っていられない。①は明後日に迫っている。
　狙いをABCに分けた。講義で学んだ「狙って撮る」。具体案にABCを振り分けた。

【狙い】
A　私の日常を撮る。
B　私の家族を撮る。
C 「演劇をドキュメンタリーとして撮る」を企画する私を撮る。

【具体案】
①次女が合気道道場を開く　４月３日（月）　　B
②大蔵寺の山つつじの群生（父母の出生地）　４月２０日頃　　B　
③30年間通った通勤路を撮る　A
④仲間を集める。　C
⑤「Lost　失われた時間（以降Lostと略す）」を語る私を撮る。　C
⑥「Lost」制作委員会を設立する。　C
⑦「Lost」制作の過程を撮る。　C
⑧家族、知人から見た私。家族、知人を撮る　A　B
⑨「演劇をドキュメンタリーとして撮る」　C
⑩自分史を書く。辿る。　A
⑪私の還暦を撮る。7月23日頃の予定　A　B
⑫定年の日を撮る。2007年3月31日の予定。A　B

ブログで映像は順次公開する予定ですが、クリヤーしなければならない問題もあり、考慮中です。