「トランス」
記憶について考えさせられた。私たちが他人を理解するのは他人に対する記憶である。例えばその他人がAならば、Aという記憶で理解している。私たちの記憶は穴だらけであり、錯誤に満ちているだろう。事実とは全く違う人物として理解しているのかもしれない。しかし、それは他人だけだろうか? 自分に対しても同じことが言えるのではないか。
結局、自分が゜理解している自分も一つの妄想であるのかもしれない。
「トランス」を観るきっかけとなったのは前日ブログで紹介した「鑑定士と顔のない依頼人」のネットの感想の一つに、「トランス」の方がずっと面白いというのがあったからです。私の結論としては、面白いはともかく、「鑑定士と顔のない依頼人」の方が数段優れた映画だと思いました。だが、「トランス」は記憶について考えるきっかけを作ってくれました。
これも、映画の楽しみですね。
この種の映画はいかに楽しく騙されるかですね。その意味でも、最高傑作は、「アザース」。
ニコール・キッドマンの美しさ、
騙される快楽。未見の方は是非。
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「トランス」を観るきっかけとなったのは前日ブログで紹介した「鑑定士と顔のない依頼人」のネットの感想の一つに、「トランス」の方がずっと面白いというのがあったからです。私の結論としては、面白いはともかく、「鑑定士と顔のない依頼人」の方が数段優れた映画だと思いました。だが、「トランス」は記憶について考えるきっかけを作ってくれました。
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この種の映画はいかに楽しく騙されるかですね。その意味でも、最高傑作は、「アザース」。
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