NHK俳句の「アーカイブス俳人の言葉」・文挟夫佐恵 2014-05-05 09:15:08 | 俳句 NHK俳句の「アーカイブス俳人の言葉」で文挟夫佐恵(ふばさみ・ふさえ)さんの俳句が紹介された。 ○炎天の一片の紙人間(ひと) の上に ○炎天に嘆き一すぢ昇り消ゆ 文挟夫佐恵については不勉強で何も知らない。 一番目の句は、召集令状(赤紙)。二番目の句は原爆を詠んだ句であるとの解説に心が震えた。 句の背後が深い。 「まさしく文学だなあ」 その耳元に戦争の足音が近づいてくる。