小川洋子の陶酔短篇箱・小川洋子[編著]2 2014-03-03 14:50:46 | 読書 外科室・泉鏡花 百年以上前の小説。映画は観たが、吉永小百合が主演だったこと以外何も覚えていない。 だが、こんなに短い作品であったとは。 文章は難解。頭が痛くなったら現代語訳もあります。 外科室での手術と九年前の一瞬のすれ違い。この間の出来事は何も書かれていない。多分、何もない。幻想文学と簡単に納得出来ないところに不思議な魅力がある。すなわち、読後の? が魅力だと思う。 ここは、解説エッセイ「鳴らないポケットベル」が、幻想から現実に引き戻されるようで面白い。確かに外科室は生と死のはざまにある。ポケットベルか。懐かしいなあ。 #本(レビュー感想) « 小川洋子の陶酔短篇箱・小川... | トップ | 小川洋子の陶酔短篇箱・小川... »
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