創作日記&作品集

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😴鴻風俳句教室六月句会 池窪弘務

2021-06-13 16:58:08 | 俳句

二上山(ふたかみ山)
兼題
㊀蝸牛(かたつむり・かたつぶり・ででむし・でんでんむし・まいまい可)
㊁紫   
㊂更衣:夏服に関するもの一切
㊃当季雑詠
㊀カタツムリ背負いし家の重さかな
㊁紫蘭咲く子連れの猫の散歩道
㊂ステテコは父親ゆづり更衣
㊃百歳の義母にワクチン若葉風

いつもですが、今回は本当に苦吟です。
ギブアップ寸前でした。
㊀は最初は『かたつむり何も知らない君のこと』。
『かたつむり』をネットで調べたら知らないことばかりでした。
雌雄同体はかすかに知っていた? 
でも雄と雌が出会う確率が少ないからだとは知らなかった。
出会うとどちらかが雄と雌になるのかしら?
二対の触角の長い方の先端に目がある。
こんな背景を読み込むことは出来ないですね
㊁は『紫』に土手に毎年咲く紫蘭を詠もうと 。
『今年また静かなひかり紫蘭咲く』
『今年また』が気に入らない。
四苦八苦。
ギブアップと思った時、朝のウォーキングで出会った猫の親子が頭をよぎりました。
即スマホに入力。
メモらなければすぐに忘れます。
㊂は父の夏の制服、ステテコと腹巻きを思い出しました。
さすがにステテコ姿で家の中をうろつきませんが、私にとってステテコは更衣です。
㊃は義母(はは)のフリガナは不要と指導されました。
俳句を知っている人は「はは」と読むだろうし、「ぎぼ」と読まれてもいいのではないかと。
勉強になりました。
ながーい感想でした。
成績は沢山の点を戴きました。
苦闘の末ですので素直に喜んでます。


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