ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.6.9 ジューン・ブライド サプライズ!

2011-06-09 20:45:13 | 日記
 日曜日、大学時代の合唱団の同期メーリングリストに1通の報告が入った。
 週末に式を終えたというN君の結婚報告だった。その後、今日まで続々とお祝いのレスやそれに対する御礼のレスが続いている。

 いやはや、出会って今年で30年が経つ、という。そして今年は同期の皆が40代最後か50代最初(または2回目?)の誕生日を迎えるわけだ。早ければ子供の結婚が話題になるかもしれないお年頃である。が、今回は間違いなくご本人の結婚。

 どうにも心が重くなるような哀しいニュースが続いている中の、久しぶりの朗報だ。同期の皆が口を揃えて言っている通り、50歳を目前とした嬉しいサプライズ!であった。奥様もピアノを奏で、クラシックがお好き、とのことだ。
 末永くお幸せに、そしてお健やかに、とお祝いのレスを入れた。

 彼自身は、金融関係の会社に勤務していて、外国暮らしが長かったり転勤が多かったようで、長いこと連絡先不明にはなっていたけれど、(実際、私も本人とどのくらい長いこと会っていないかわからない。)、たまに音楽談義等でメーリングリストへの参加があったと記憶している。今回、同じパートのT君が結婚式とパーティに招待されていたそうで、そのスピーチ全文が披露されていた。30年前の新入生歓迎合宿での出来事等など、ああ、そうだった、そうだった、とやけにリアルに思い出す。

 何より懐かしさ一杯、である。(思い出は美化される、というのは正しいようだ。)あっという間に当時のニックネームで呼び合うネット上のタイムスリップ、である。

 そして、先般、東日本大震災を体験されたS君からの近況報告もあり、頑張っている様子に心から安堵した。

 さて、今年もまた、恒例のOB・OGの校友会音楽祭に参加申し込みをした。
 一昨年、卒業25周年のホームカミングデーで行われた校友会音楽祭に、いつか体調が良くなってから、と思っていては結局参加することなく終わってしまうかもしれない、と一念発起して参加。変わらぬ先生の指揮の懐かしさと、練習の適度な緩さがすっかり気に入ってしまい、昨年は同期が殆どいない中、2回目の参加を果たした。
 娘や息子といってもいいような現役生や、OB・OGなりたての若い世代と肩を並べて歌うこそばゆさ。本来ソプラノであったのに高い声が出ないのはご愛敬・・。
 6月中旬から10月中旬の本番まで、日曜日中心の10回ほどの練習で、また大学の懐かしい教室の舞台に立てることを今から楽しみにしている。

 それにしてもやはり朝からずっと気持ちが悪い。持参した少しのお弁当を食べただけでも胃の中がグルグルする。結局、ロキソニンに加え午後の会議に備えてまたナウゼリンも飲む。
 あと丸一日我慢すればなんとか収まってくれるのはわかっていても、ジューン・ブライドの明るいニュースの中、嫌な数日間である。

コメント (2)
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