ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.7.19 ヨガリトリート第二弾参加初日~天空の庭に集合!

2014-07-19 21:48:02 | ヨガ
 2月、心も身体も解き放たれて・・・と文字通り命の洗濯をした、生まれて初めてのヨガリトリートの旅。あれ以来、思い返せば本当に色々あって、早くも5カ月が経過した。
 ふと、気付けば当然のことながら日々に追われるいつもの生活が戻ってきている。
 が、何とかやりくりを重ねて、今回は舞台を海に囲まれた南の島から山々に囲まれた大草原に移し、再び満を持しての参加である。

 4月に参加したインストラクターSさんの瞑想ワークショップの折り、7月には第二弾のリトリートの企画があるというアナウンスを受けた。1回目のリトリートに参加した方々と、あの場所(今回の開催場所)だったらいいですね、と話していたところだった。
 まさにビンゴ!である。今回、幸運にも3連休に当たっており、休暇を取ることもなく、即決で申し込み(お留守番してくれる夫はもちろん快諾)、待ち遠しく思ってきた。

 パンフレットには「雄大な自然の中でヨガ三昧!見渡す限りの大草原と高く広がった空。美味しい空気をカラダ一杯に取り込んで思いっきりヨガを愉しみましょう。豊富なプログラムでヨガの知識を深める!太陽礼拝等のパワー系ヨガをはじめとして瞑想まで学べる特別プログラム。お一人でのご参加も安心!インストラクターやほかのお客様との繋がりを実感できる構成」とある。 
 リトリートとは、もともと“静養”や“療養”を意味し、都会の喧騒から離れ自然の中で自分自身を見つめ直すことを意味する。
 「耳を澄ませば聞こえてくる小鳥の囀り、木々の葉が微かに擦れ合う音、見渡す限りの大草原、どこまでも高く広がる大空、燦々と降り注いでくる太陽。 
 普段、街の中では味わえない大自然が、あなたを優しく包み、浄化し、癒してくれます。美味しい空気を胸いっぱいに取り込んで、カラダを適切に動かし本当に必要なものだけを厳選した健康的な食事を頂くことで心とカラダを最もピュアな状態へ、リセットすることを目的とします・・・」
 もう、その謳い文句を目の当たりにするだけで心は妄想を始め、彼方へ飛んでいってしまう。

 都心の集合場所から送迎バスに揺られること3時間弱。高台に佇む「天空の庭」という名を持つ宿泊施設に到着した。周辺には手つかずの大自然が溢れ夜は満天の星空に包まれるという(要は携帯の電波もあまり届かない・・・ということらしい。)。

 まずはチェックインを済ませ荷物を片づけ、備え付けのハーブティで一服。ウエアに着替えたらレストランに集合してオープニングセレモニー。今回のインストラクターSさんの自己紹介の後、スタッフの方々の自己紹介。4人掛けのテーブルに座ると、ウエルカムカードが置いてある。一人一人全て異なるということだが、私のカードは「Lakshmi ラクシュミ―」。美と富の女神、維持の神ヴィシュヌの妃、だそうだ。メッセージには「あなたがいると、それだけで世界が明るくなります。あなたの中の豊かさが目覚めます。」と。
 幸先の良いスタートである。同じテーブルには初めましての方がお二人、前回久米島でご一緒した方がお一人。簡単な自己紹介をして今回の参加目的等をお披露目しあい、“心の働きをコントロールすること”というヨガの定義を共有する。
 最後に参加者全員で輪になって手をつなぎ、互いの手の暖かさを感じ、リトリートスタート宣言。

 短い休憩時間の間、インストラクターのSさんとのご挨拶。前回久米島でご一緒した時のツーショットの写真を持参し、お渡しする。今回は同行されていないお二人のインストラクターさんとの写真も託してしまった。

 その後、エントランスに続くサンセットホールで、はじまりのヨガ。スローテンポで丁寧な太陽礼拝を繰り返しながら(ゆっくりだとキープする時間が長いので、かえってキツい)、気持ち良い流れのあるヨガを実践した。安らぎのポーズでは本当にリラックスして穏やかないい気持ち。心が洗われるというキールタンを皆で歌い、ラストは「ハレルヤ」キールタンでお開き。あっという間に1時間40分の最初のクラスが終了した。

 お楽しみの食事は、「現代の食生活では、ファストフードや手軽な食事などに頼り自然界に存在しない人工化合物を多く摂取しています。また、高タンパクなどの消化不良となりがちな食べ物は腸内に悪玉菌の餌となる老廃物が溜まりやすく、消化に多大なエネルギーが使われ、体調不良やお肌のハリツヤを失ってしまう原因になります。このように蓄積された腸内または体内の老廃物を、3日間5回の食事で排出することを目指し、ご帰宅後の代謝アップ(細胞レベルの活性化、免疫力向上など)につなげられるようマクロビオティックや発酵食を中心とした『オリジナルのリセット食』をビュッフェ形式でご用意しました。胃腸を腸内環境を整えながら心もカラダもリセットしましょう。」というご自慢のとおり。野菜等が中心のヘルシーなお料理の数々に目も舌も大満足。本当に病気であることなんてすっかり忘れてしまっている。オープニングでお隣だったHさんは息子と同い年のお母様ということがわかり、すっかりお話が合って食事もご一緒に。一時雨が止み、夕焼けがそれは美しかった。

 お腹いっぱいのまま食後は、夜ヨガへ。再びサンセットホールで、ただただ心地よさに気持ちを合わせ、静かでゆっくりとしたヨガと瞑想を体験した。最後の安らぎのポーズではあちこちから寝息どころか鼾まで聞こえるほど。皆、本当に最高のリラックス状態なのだろう。

 お部屋はツインのスタンダードルームをシングルユース。広めの客室で、窓外には山々へ向かってプライベート・ウッドデッキが設置されている。ここで明日午後のフリータイムに読書するのが今から楽しみだ。そして、テレビがない。普段からそれほどテレビを見ることはないのだけれど、部屋には携帯電波も届かないということで、デジタル・デトックスをするには絶好の環境だ(ブログ更新のためにノートパソコンを持参してきているけれど、それも必要最小限だけの使用。)。寝具からアメニティまでヘルスリゾートならではの「こだわり」を感じられて、極楽気分。
 大浴場もあり、広い浴場で両手、両足を思いっきり伸ばして疲れたカラダをリフレッシュすることも出来た。

 明日は早朝6時の集合。心配なのはお天気のこと。今日も到着まではぽつぽつと小降りだったけれど、ヨガを始めた頃にはすっかり本降りだった。早朝の屋外朝ヨガもさることながら、フリータイムにアクティビティを予約された方たちのためにもなんとか雨が降らないでいてくれることを祈りたい。
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