昨夜は「ここに泊まってローマ風呂に入らないで帰るなんてありえないでしょう!」と思ったのかどうか、夫も珍しく二回目の入浴をし、早めに就寝した。
波の音と風の音が結構大きく、明け方随分と早めに目覚めてしまい、小一時間ほどグズグズしてから一人で三回目のお風呂に。ローマ風呂は一番乗りで貸切状態。既に明るくなっており、天井のステンドグラスから柔らかな日差しが漏れる。予報通り夜中には雨が降ったのだろうか。あいにくまだ曇り空の様子で、富士山は拝めそうにない。
部屋に戻ってしつこく二度寝をし、朝の連続テレビ小説を視終えて朝食。さすがに入浴してから3時間以上経っているので、お腹はペコペコ。自宅では決して頂かない純和風のお料理を、夫と2人ペロリと平らげる。部屋から海辺に目をやると、既にカヤック遊びをしている人たちの姿も見える。
チェックアウトの後、荷物を預けて身軽になる。お見送りを受け記念写真を撮って頂いて、いざ島内観光へ出発だ。さすがにまだ早いので、昨日到着した時のように仲見世通りが押すな押すなの大渋滞にはなっていない。とはいえ、どんどん人が増えていくのは恐ろしいほどだ。
階段をずっと昇り切る元気も無謀さもないので、エスカーと庭園・展望灯台のセット券をゲットする。日本三大弁財天を奉る神社で三姉妹の女神様にお参りを済ませてから、イギリスの貿易商であるサムエル・コッキング氏が私財を投げ打って造園したという庭園に入る。明治18年に完成したという庭園は、西欧の回遊式様式を持ちながら東洋趣味も反映されており、温室は東洋一の規模だったという。
2002年のリニューアル工事の際に発見されたというレンガ造りの温室遺構は、現存する唯一のものだそうだ。ちょうど特別開放中に当たり、地下通路も通ることが出来てラッキー。お花は?といえば、バラの開花にはまだ少し早く、ツツジは咲き終わっており、ちょっと端境期かなという感じ。それでもマーガレットやパンジー、フレンチラベンダー、ペチュニア等が色とりどりに咲き乱れ、とても綺麗。
昨日のお昼には待ち時間1時間と出ていた展望灯台シーキャンドルもまだスムーズに昇ることが出来る。環境への配慮から逆円錐型に設計されたのが特徴だというが、海抜100mの展望フロアから一望出来る相模湾は圧巻。天気が良ければ遠く都心や伊豆七島まで見渡せるようだ。
360度の視界を愉しみ、すっかり開放的な気分になる。さて、園内にオープンしたばかりという話題のフレンチトースト店で早めのランチでもいいかな、と覗いてみるが、既に50組、2時間以上待ちとのこと。最初にウェイティングリストに登録しておくのだったと思うも、後の祭。諦めて庭園を後にし、御岩屋通りを散策。だんだん雲も晴れてきて、青空の良いお天気になり、日傘が活躍してくれる。
かつて立ち寄ったことのある、海を見晴らせる食堂は早くも列が出来始めている。少し早めだけれど、とその隣にある小洒落たカフェに入ってみる。
お昼には若まだ干時間があったけれど、既に窓側の席やテラス席は一杯の様子だ。食事用にガレットを頂くが、これまたシラスのトッピングである。デザート用にクレープを別腹で納め、満足してお店を後にする。
お土産屋さんを冷やかしながら、当初の予定より1時間ほど早く宿に到着。荷物を受け取って帰路についた。
帰りも各駅停車でのんびりと。夫は気持ちよさそうにウトウト、私は昨日から読み始めた三浦しをんさんの「ふむふむ-教えて、お仕事!-」(新潮文庫)を興味深く読み進める。
あっという間にJRの乗換駅に到着し、私鉄乗換駅でお茶をして水分補給を済ませ、買い物。日の高いうちに無事帰宅することが出来た。
この2日間、胸痛も頭痛もなくほっとした。片付けも洗濯も終え、さて大型連休も残すところあと明日一日となった。明日はごくごく普通の休日の過ごし方といきたい。
波の音と風の音が結構大きく、明け方随分と早めに目覚めてしまい、小一時間ほどグズグズしてから一人で三回目のお風呂に。ローマ風呂は一番乗りで貸切状態。既に明るくなっており、天井のステンドグラスから柔らかな日差しが漏れる。予報通り夜中には雨が降ったのだろうか。あいにくまだ曇り空の様子で、富士山は拝めそうにない。
部屋に戻ってしつこく二度寝をし、朝の連続テレビ小説を視終えて朝食。さすがに入浴してから3時間以上経っているので、お腹はペコペコ。自宅では決して頂かない純和風のお料理を、夫と2人ペロリと平らげる。部屋から海辺に目をやると、既にカヤック遊びをしている人たちの姿も見える。
チェックアウトの後、荷物を預けて身軽になる。お見送りを受け記念写真を撮って頂いて、いざ島内観光へ出発だ。さすがにまだ早いので、昨日到着した時のように仲見世通りが押すな押すなの大渋滞にはなっていない。とはいえ、どんどん人が増えていくのは恐ろしいほどだ。
階段をずっと昇り切る元気も無謀さもないので、エスカーと庭園・展望灯台のセット券をゲットする。日本三大弁財天を奉る神社で三姉妹の女神様にお参りを済ませてから、イギリスの貿易商であるサムエル・コッキング氏が私財を投げ打って造園したという庭園に入る。明治18年に完成したという庭園は、西欧の回遊式様式を持ちながら東洋趣味も反映されており、温室は東洋一の規模だったという。
2002年のリニューアル工事の際に発見されたというレンガ造りの温室遺構は、現存する唯一のものだそうだ。ちょうど特別開放中に当たり、地下通路も通ることが出来てラッキー。お花は?といえば、バラの開花にはまだ少し早く、ツツジは咲き終わっており、ちょっと端境期かなという感じ。それでもマーガレットやパンジー、フレンチラベンダー、ペチュニア等が色とりどりに咲き乱れ、とても綺麗。
昨日のお昼には待ち時間1時間と出ていた展望灯台シーキャンドルもまだスムーズに昇ることが出来る。環境への配慮から逆円錐型に設計されたのが特徴だというが、海抜100mの展望フロアから一望出来る相模湾は圧巻。天気が良ければ遠く都心や伊豆七島まで見渡せるようだ。
360度の視界を愉しみ、すっかり開放的な気分になる。さて、園内にオープンしたばかりという話題のフレンチトースト店で早めのランチでもいいかな、と覗いてみるが、既に50組、2時間以上待ちとのこと。最初にウェイティングリストに登録しておくのだったと思うも、後の祭。諦めて庭園を後にし、御岩屋通りを散策。だんだん雲も晴れてきて、青空の良いお天気になり、日傘が活躍してくれる。
かつて立ち寄ったことのある、海を見晴らせる食堂は早くも列が出来始めている。少し早めだけれど、とその隣にある小洒落たカフェに入ってみる。
お昼には若まだ干時間があったけれど、既に窓側の席やテラス席は一杯の様子だ。食事用にガレットを頂くが、これまたシラスのトッピングである。デザート用にクレープを別腹で納め、満足してお店を後にする。
お土産屋さんを冷やかしながら、当初の予定より1時間ほど早く宿に到着。荷物を受け取って帰路についた。
帰りも各駅停車でのんびりと。夫は気持ちよさそうにウトウト、私は昨日から読み始めた三浦しをんさんの「ふむふむ-教えて、お仕事!-」(新潮文庫)を興味深く読み進める。
あっという間にJRの乗換駅に到着し、私鉄乗換駅でお茶をして水分補給を済ませ、買い物。日の高いうちに無事帰宅することが出来た。
この2日間、胸痛も頭痛もなくほっとした。片付けも洗濯も終え、さて大型連休も残すところあと明日一日となった。明日はごくごく普通の休日の過ごし方といきたい。