ゴールデンウィークも終わったというのに、今日は休暇を取って神経内科受診のためいつもの病院へ。
朝は久しぶりに小雨がぱらつくお天気となった。予報では夕方にも所によりにわか雨とのことだったが、最高気温は25℃超えの夏日だという。迷ったけれど晴雨兼用日傘と薄手のトレンチコートで家を出た。
2月に頭部MRI撮影をし、(多発脳転移ではなく)血流の悪い部分があるということで、TIA(一過性虚血脳発作)だろうという診断を受けたが、やはり専門家に一度診てもらった方が良いだろうという主治医の判断で院内紹介を入れて頂いた。2月末の時点で最も早く取れた予約が今日である。それほど混雑しているのだろうと覚悟して出かけた。
電車は通勤時間帯も過ぎており、始発に悠々と座って行くことが出来た。
本日のお伴はさだまさしさんの「はかぼんさん-空蝉風土記-」(新潮文庫)。ミュージシャンであると同時に、今やすっかり人気作家であるさださんの多才さに溜息をつきながら読み進む。白衣白袴姿で自殺した少年、鬼が訪れる家、不老不死の美女等、“肌が粟立つ奇譚集”というコピーに相応しい面白さである。
自動再来受付では待ち人もおらず、IDカードをすんなり通す。そして、ひとまず院内カフェで軽く昼食を摂り、予約時間の30分前に神経内科受付に到着する。何気なく見回せば待合椅子はかなり埋まっているが、私が一番若輩者といった感じである。
かれこれ7年半近くこの病院に通っているが、初めて3階の脳神経外来に足を踏み入れた。院内紹介ではあるが、初診なので問診票に記入し、血圧測定をする。なんと134-83、脈拍は82と出て、我ながらびっくり。最高記録ではないか。
予約時間の5分前に「中待合へどうぞ」に番号が点滅する。20分ほどして、私の順番になった。
先生は、PC上で腫瘍内科の主治医からの申し送りは読まれているし、私の脳の画像もご覧になっている。
まずは昨年12月末の発作について訊かれる。問診票には、視野欠損と言葉がうまく出なかったという症状を書いたが、腫瘍内科から申し送りされていた「目の前がチカチカピカピカする」ということまでは書ききれなかったため、そのあたりも確認される。その時には頭痛と吐気・嘔吐はなかったこと、若い頃から頭痛持ちで、昨日も朝昼晩とロキソニンを飲んだこと、気圧の変化や、お天気が悪いと頭痛が出ることなどもお話しする。
そして、2012年ECの治療中にも視野欠損があったこと、その時には目の前のチカチカが酷く、地元の眼科クリニックで一通りの検査をして異常なしと言われたことも付け加える。
先生がおっしゃるには、一般に視野欠損と言葉が出ないという症状は同時には出ないそうだ。TIAかなとも思うが、血管系を見ないと判断が出来ないという。
アスピリン内服は対処方法として手っ取り早く良く使われ、かつ良く効くものであるという。普段の血圧は100-60前後であり、今日はとても高いと言うと、一般には135-85以下が正常血圧だが、朝食前血圧が高いかもしれないと言われる。
とりあえず1~2週間測定すると同時に、再度MRI検査をしたいとのこと。朝の血圧が一定ならばアスピリンのみの服薬でよいが、血管の形によっては別な対応も必要かもしれない。いずれにしても、もう一度検査をさせてください、ということで月末に脳の血管を視るMRIの予約が入ってしまった。
今度は造影剤不要ということで、昼食を摂ってから午後休暇だけで対応出来るし、当日検査の後、すぐに診察して頂けると伺い、ほっとする。御礼を言って血圧管理手帳を頂き、診察室を後にした。
一度専門家に診てもらって、そのままでよいと言われればそれで安心だし・・・との主治医の判断に改めて感謝である。
というわけで、初めての神経内科受診も無事終了。「あまり気にし過ぎることはありませんし、もし何かあっても今は十分対処することが出来ますから、大丈夫ですからね」と送り出して頂く。穏やかでとてもダンディなドクターでラッキー。感謝である。
本日の病院の滞在時間は2時間強。ランチも込みでこの時間だから最短だろう。会計も500円でお釣りという何とも申し訳ない限り・・・。
外はすっかり夏のような陽射しで、日傘が大活躍だったが、コートはただのお荷物になってしまった。
帰宅すると、今月初めてのお花が届いていた。こちらもGWの変則で普段の火曜日のお届が今日になっている。ピンクと薄紫、薄いブルーのカンパニュラが5本、濃いピンクのナデシコが2本、淡いオレンジがかったピンクのアスチルベが2本。花言葉はそれぞれ「感謝」、「思慕」、「恋の訪れ」だそうだ。文字通り感謝の日だったなあ、と思いながら花瓶に活けた。
朝は久しぶりに小雨がぱらつくお天気となった。予報では夕方にも所によりにわか雨とのことだったが、最高気温は25℃超えの夏日だという。迷ったけれど晴雨兼用日傘と薄手のトレンチコートで家を出た。
2月に頭部MRI撮影をし、(多発脳転移ではなく)血流の悪い部分があるということで、TIA(一過性虚血脳発作)だろうという診断を受けたが、やはり専門家に一度診てもらった方が良いだろうという主治医の判断で院内紹介を入れて頂いた。2月末の時点で最も早く取れた予約が今日である。それほど混雑しているのだろうと覚悟して出かけた。
電車は通勤時間帯も過ぎており、始発に悠々と座って行くことが出来た。
本日のお伴はさだまさしさんの「はかぼんさん-空蝉風土記-」(新潮文庫)。ミュージシャンであると同時に、今やすっかり人気作家であるさださんの多才さに溜息をつきながら読み進む。白衣白袴姿で自殺した少年、鬼が訪れる家、不老不死の美女等、“肌が粟立つ奇譚集”というコピーに相応しい面白さである。
自動再来受付では待ち人もおらず、IDカードをすんなり通す。そして、ひとまず院内カフェで軽く昼食を摂り、予約時間の30分前に神経内科受付に到着する。何気なく見回せば待合椅子はかなり埋まっているが、私が一番若輩者といった感じである。
かれこれ7年半近くこの病院に通っているが、初めて3階の脳神経外来に足を踏み入れた。院内紹介ではあるが、初診なので問診票に記入し、血圧測定をする。なんと134-83、脈拍は82と出て、我ながらびっくり。最高記録ではないか。
予約時間の5分前に「中待合へどうぞ」に番号が点滅する。20分ほどして、私の順番になった。
先生は、PC上で腫瘍内科の主治医からの申し送りは読まれているし、私の脳の画像もご覧になっている。
まずは昨年12月末の発作について訊かれる。問診票には、視野欠損と言葉がうまく出なかったという症状を書いたが、腫瘍内科から申し送りされていた「目の前がチカチカピカピカする」ということまでは書ききれなかったため、そのあたりも確認される。その時には頭痛と吐気・嘔吐はなかったこと、若い頃から頭痛持ちで、昨日も朝昼晩とロキソニンを飲んだこと、気圧の変化や、お天気が悪いと頭痛が出ることなどもお話しする。
そして、2012年ECの治療中にも視野欠損があったこと、その時には目の前のチカチカが酷く、地元の眼科クリニックで一通りの検査をして異常なしと言われたことも付け加える。
先生がおっしゃるには、一般に視野欠損と言葉が出ないという症状は同時には出ないそうだ。TIAかなとも思うが、血管系を見ないと判断が出来ないという。
アスピリン内服は対処方法として手っ取り早く良く使われ、かつ良く効くものであるという。普段の血圧は100-60前後であり、今日はとても高いと言うと、一般には135-85以下が正常血圧だが、朝食前血圧が高いかもしれないと言われる。
とりあえず1~2週間測定すると同時に、再度MRI検査をしたいとのこと。朝の血圧が一定ならばアスピリンのみの服薬でよいが、血管の形によっては別な対応も必要かもしれない。いずれにしても、もう一度検査をさせてください、ということで月末に脳の血管を視るMRIの予約が入ってしまった。
今度は造影剤不要ということで、昼食を摂ってから午後休暇だけで対応出来るし、当日検査の後、すぐに診察して頂けると伺い、ほっとする。御礼を言って血圧管理手帳を頂き、診察室を後にした。
一度専門家に診てもらって、そのままでよいと言われればそれで安心だし・・・との主治医の判断に改めて感謝である。
というわけで、初めての神経内科受診も無事終了。「あまり気にし過ぎることはありませんし、もし何かあっても今は十分対処することが出来ますから、大丈夫ですからね」と送り出して頂く。穏やかでとてもダンディなドクターでラッキー。感謝である。
本日の病院の滞在時間は2時間強。ランチも込みでこの時間だから最短だろう。会計も500円でお釣りという何とも申し訳ない限り・・・。
外はすっかり夏のような陽射しで、日傘が大活躍だったが、コートはただのお荷物になってしまった。
帰宅すると、今月初めてのお花が届いていた。こちらもGWの変則で普段の火曜日のお届が今日になっている。ピンクと薄紫、薄いブルーのカンパニュラが5本、濃いピンクのナデシコが2本、淡いオレンジがかったピンクのアスチルベが2本。花言葉はそれぞれ「感謝」、「思慕」、「恋の訪れ」だそうだ。文字通り感謝の日だったなあ、と思いながら花瓶に活けた。