昨夜はホテルに近い複合型商業ビルにあるレストランで夕食にしようと算段していたのだけれど、行ってみたら既にクローズまで30分。迂闊だった。このご時世、どこも営業時間を短縮している。
結局、これまたホテルに隣接する老舗百貨店内のレストランで落ち着くことになった。
大昔、まだ独身の頃、このレストランの前身となるグリルに入ったことがあったと懐かしく思い出す。
洋食のコースを頂き、お腹一杯。夫もワインを頂いてご機嫌でお店を後にした。
百貨店のエントランスには大きなクリスマスツリー。余りに綺麗だったので、何も考えず写真を撮ってFacebookの背景にアップしたところ、何人かのお友達から、オーナメントに小さな私が沢山映っている!というコメントが入った。全く気づかなかったのだけれど、よく見ると、スマホを構えた私の姿がボヤーッと映っている。お恥ずかしい限りである・・・・。
部屋に戻り、夫のシューシャインサービスを頼み入浴を済ませる。明朝7時迄に返却するとのことだったが、2時間ほどで綺麗になって専用の袋に入った靴が戻ってきていた。
靴もリクエストしたパジャマ(メンズとレディスはデザインも違って白地にゴールドのライン、ホテルロゴの刺繍入りが可愛かった。)も、バスルームサイドにあるパススルー・クローゼットを通して供された。非接触型サービスとしては良く出来ている。
さすがに朝から晩までてんこ盛りだったせいか、いつのまにか眠りに落ちた模様。
そして今朝。日の出前に目が覚める。朝食は遅い時間の予約だったので寝坊が出来た筈なのに、2人揃ってサラリーマンの哀しい性、いつもの時間に目が覚めてしまった。大きな窓の向こうでは太陽が昇る準備をしている。しっかり動画を撮りつつ日の出を拝む。遠く東京湾も金色に輝いている。夫はモーニング珈琲を、私はイングリッシュブレックファストの紅茶を頂きながらベッドでだらだら。朝の連続テレビ小説を視たら浴槽足湯を愉しみ、ゆるゆると身支度をして朝食レストランへ向かった。
席は結構混んでいて、月曜日なのになぁと思う。コロナ前はブッフェが素晴らしかったようだけれど、今はアラカルトをチョイスしてサーブして頂くスタイル。新宿の高層ビルやレインボーブリッジを望める席に案内された。サラダやフルーツ、ヨーグルト、フレッシュジュース等コールドディッシュが先にセットされ(順序が逆ではないかと思うけれど)、その後2種類をチョイスしたベーカリーにポットの紅茶、メインのお料理を小一時間かけて頂いた。普段ならもう仕事を始めて2時間が経過している時間なのに、ブルーマンデーどころか優雅な月曜日の始まりである。
お昼のチェックアウトまで食休みをして荷物整理、パッキング。チェックアウトを済ませ、荷物を預けたら、東京の起点の街、日本橋散策スタート。
夫の発案で歴史を辿る食散歩となる。宿泊したホテルのビル1階にあった、天保5年以来日本初の果物専門店として国内はもとより世界のフルーツが並ぶ高級フルーツ店に目の保養と称して入ったところ、ふらふらと福箱を注文してしまった。
年末は息子も帰省するし、ちょっと贅沢だけれど美味しい果物と各種グロッサリーの詰め合わせは喜ぶだろう(というか私が欲しかったのだけれど・・・)。
ホテルで頂いたミニガイドを片手に、まずは創業元禄元年、ふわふわの淡雪のような食感というはんぺんの老舗へ。今晩のおかずに3種類を購入。次は300年以上前から続く、日本に現存する唯一の楊枝専門店へ。路地に佇む小さな店内で、夫がお洒落な豆楊枝セットを購入。絵柄入りの楊枝の宝箱が処狭しと並んでいて圧巻。
続いて文久2年創業、元祖佃煮のお店を目指したけれど、残念ながら昨年工場移転に伴い休業中とのこと。ビルだけが残っていた。あれこれちょっとずつ買い求めるのは楽しく、いつの間にかあれこれ荷物が増えている。
160年以上にわたる歴史を持つ海苔専門店は、昔から馴染んだ焼き海苔缶やキャラクター缶に入ったスナックまで、バラエティに富んだ品揃え。目移りした挙げ句、息子の贔屓の野球チームの缶に入った海苔スナック等を購入。
最後は子どもの頃から慣れ親しんだ懐かしい味、安政4年創業のお菓子屋さん。さながらお菓子の博物館という店内で、ついついお財布の紐が緩む。可愛い缶入りの飴と和菓子を買い求め、これにて歴史を巡る食の旅は終了である。
老舗百貨店では、コンシェルジュの女性に、今年60周年を迎えるという天女の像とともに記念写真を撮って頂き、2時間ほどの散策を終える。
荷物をピックアップしてJRの駅まで歩く。本当にいいお天気で、驚くほど暖かい。外を歩いていても全くストレスにならない気持ち良さだ。荷物になるのでジャケットを羽織ったけれど、ワンピース一枚で全く問題ない。最高気温は23度まで上がるという予報だ。
ターミナル駅に到着して、さて今回の重要な用事はお歳暮の手配だ。月曜日の午後、空いている筈と睨んで出向いたけれど、番号を取ると50人待ち。各々の送り先に送る物を決めた後は、荷物持ちの夫に座って待っていてもらい、私は今回のホテル泊でゲットした電子クーポンの入っているスマホを片手に、行きつけのショップへ。
仲良しのKさんは月曜日には必ず出勤されているので、休憩時間でなければお目にかかれる。前回試着したニットと、ネットでチェックしてあったスカートを購入。
私も紙のクーポンは使ったことがあるけれど、電子クーポンは今回初めてだし、Kさんもそうだとのこと。QRコードを出して、あれこれ指示されたとおりに操作して、無事に使用することが出来た。
勉強になりました、でもやっぱり紙の方が安心ですね、と2人で笑い合った。ちょうど夫からお歳暮の受付が近いとLINEがあり、品物を受け取ってお歳暮フロアに戻るとグッドタイミングで番号を呼ばれた。
購入額に応じて回せる、お馴染みガラガラ抽選は、2人で半分ずつトライしたけれど、残念ながら参加賞のティッシュだけ。いつもは500円券くらい当たるのに・・・とブツブツ言いながら、別途、こちらは購入額に比例して必ず貰える商品券をゲット。その後、空腹と喉の渇きで(遅い朝食以降、買い物と散策で飲まず食わずだった。)ティールームへ直行。スイーツやスコーンと紅茶で一心地ついた。当初の予定では、早めに夕食を摂って帰宅することになっていたけれど、疲れてしまいライナーを予約して帰宅することに。
車窓から夕暮れの富士山を眺めながら日がとっぷりと落ちる頃に帰宅。あれこれ片付けているうちに夫がふるさと納税の返礼品で、スペシャル海鮮丼を作ってくれた。
贅沢三昧の2日間。治療前の“ニンジン”を食べ尽くしたら、明日は出勤、明後日はエンハーツ7クール目である。
結局、これまたホテルに隣接する老舗百貨店内のレストランで落ち着くことになった。
大昔、まだ独身の頃、このレストランの前身となるグリルに入ったことがあったと懐かしく思い出す。
洋食のコースを頂き、お腹一杯。夫もワインを頂いてご機嫌でお店を後にした。
百貨店のエントランスには大きなクリスマスツリー。余りに綺麗だったので、何も考えず写真を撮ってFacebookの背景にアップしたところ、何人かのお友達から、オーナメントに小さな私が沢山映っている!というコメントが入った。全く気づかなかったのだけれど、よく見ると、スマホを構えた私の姿がボヤーッと映っている。お恥ずかしい限りである・・・・。
部屋に戻り、夫のシューシャインサービスを頼み入浴を済ませる。明朝7時迄に返却するとのことだったが、2時間ほどで綺麗になって専用の袋に入った靴が戻ってきていた。
靴もリクエストしたパジャマ(メンズとレディスはデザインも違って白地にゴールドのライン、ホテルロゴの刺繍入りが可愛かった。)も、バスルームサイドにあるパススルー・クローゼットを通して供された。非接触型サービスとしては良く出来ている。
さすがに朝から晩までてんこ盛りだったせいか、いつのまにか眠りに落ちた模様。
そして今朝。日の出前に目が覚める。朝食は遅い時間の予約だったので寝坊が出来た筈なのに、2人揃ってサラリーマンの哀しい性、いつもの時間に目が覚めてしまった。大きな窓の向こうでは太陽が昇る準備をしている。しっかり動画を撮りつつ日の出を拝む。遠く東京湾も金色に輝いている。夫はモーニング珈琲を、私はイングリッシュブレックファストの紅茶を頂きながらベッドでだらだら。朝の連続テレビ小説を視たら浴槽足湯を愉しみ、ゆるゆると身支度をして朝食レストランへ向かった。
席は結構混んでいて、月曜日なのになぁと思う。コロナ前はブッフェが素晴らしかったようだけれど、今はアラカルトをチョイスしてサーブして頂くスタイル。新宿の高層ビルやレインボーブリッジを望める席に案内された。サラダやフルーツ、ヨーグルト、フレッシュジュース等コールドディッシュが先にセットされ(順序が逆ではないかと思うけれど)、その後2種類をチョイスしたベーカリーにポットの紅茶、メインのお料理を小一時間かけて頂いた。普段ならもう仕事を始めて2時間が経過している時間なのに、ブルーマンデーどころか優雅な月曜日の始まりである。
お昼のチェックアウトまで食休みをして荷物整理、パッキング。チェックアウトを済ませ、荷物を預けたら、東京の起点の街、日本橋散策スタート。
夫の発案で歴史を辿る食散歩となる。宿泊したホテルのビル1階にあった、天保5年以来日本初の果物専門店として国内はもとより世界のフルーツが並ぶ高級フルーツ店に目の保養と称して入ったところ、ふらふらと福箱を注文してしまった。
年末は息子も帰省するし、ちょっと贅沢だけれど美味しい果物と各種グロッサリーの詰め合わせは喜ぶだろう(というか私が欲しかったのだけれど・・・)。
ホテルで頂いたミニガイドを片手に、まずは創業元禄元年、ふわふわの淡雪のような食感というはんぺんの老舗へ。今晩のおかずに3種類を購入。次は300年以上前から続く、日本に現存する唯一の楊枝専門店へ。路地に佇む小さな店内で、夫がお洒落な豆楊枝セットを購入。絵柄入りの楊枝の宝箱が処狭しと並んでいて圧巻。
続いて文久2年創業、元祖佃煮のお店を目指したけれど、残念ながら昨年工場移転に伴い休業中とのこと。ビルだけが残っていた。あれこれちょっとずつ買い求めるのは楽しく、いつの間にかあれこれ荷物が増えている。
160年以上にわたる歴史を持つ海苔専門店は、昔から馴染んだ焼き海苔缶やキャラクター缶に入ったスナックまで、バラエティに富んだ品揃え。目移りした挙げ句、息子の贔屓の野球チームの缶に入った海苔スナック等を購入。
最後は子どもの頃から慣れ親しんだ懐かしい味、安政4年創業のお菓子屋さん。さながらお菓子の博物館という店内で、ついついお財布の紐が緩む。可愛い缶入りの飴と和菓子を買い求め、これにて歴史を巡る食の旅は終了である。
老舗百貨店では、コンシェルジュの女性に、今年60周年を迎えるという天女の像とともに記念写真を撮って頂き、2時間ほどの散策を終える。
荷物をピックアップしてJRの駅まで歩く。本当にいいお天気で、驚くほど暖かい。外を歩いていても全くストレスにならない気持ち良さだ。荷物になるのでジャケットを羽織ったけれど、ワンピース一枚で全く問題ない。最高気温は23度まで上がるという予報だ。
ターミナル駅に到着して、さて今回の重要な用事はお歳暮の手配だ。月曜日の午後、空いている筈と睨んで出向いたけれど、番号を取ると50人待ち。各々の送り先に送る物を決めた後は、荷物持ちの夫に座って待っていてもらい、私は今回のホテル泊でゲットした電子クーポンの入っているスマホを片手に、行きつけのショップへ。
仲良しのKさんは月曜日には必ず出勤されているので、休憩時間でなければお目にかかれる。前回試着したニットと、ネットでチェックしてあったスカートを購入。
私も紙のクーポンは使ったことがあるけれど、電子クーポンは今回初めてだし、Kさんもそうだとのこと。QRコードを出して、あれこれ指示されたとおりに操作して、無事に使用することが出来た。
勉強になりました、でもやっぱり紙の方が安心ですね、と2人で笑い合った。ちょうど夫からお歳暮の受付が近いとLINEがあり、品物を受け取ってお歳暮フロアに戻るとグッドタイミングで番号を呼ばれた。
購入額に応じて回せる、お馴染みガラガラ抽選は、2人で半分ずつトライしたけれど、残念ながら参加賞のティッシュだけ。いつもは500円券くらい当たるのに・・・とブツブツ言いながら、別途、こちらは購入額に比例して必ず貰える商品券をゲット。その後、空腹と喉の渇きで(遅い朝食以降、買い物と散策で飲まず食わずだった。)ティールームへ直行。スイーツやスコーンと紅茶で一心地ついた。当初の予定では、早めに夕食を摂って帰宅することになっていたけれど、疲れてしまいライナーを予約して帰宅することに。
車窓から夕暮れの富士山を眺めながら日がとっぷりと落ちる頃に帰宅。あれこれ片付けているうちに夫がふるさと納税の返礼品で、スペシャル海鮮丼を作ってくれた。
贅沢三昧の2日間。治療前の“ニンジン”を食べ尽くしたら、明日は出勤、明後日はエンハーツ7クール目である。