昨夜は、夫と今日からの旅のパッキングを終え、ドラマの録画を視ながらお茶をして就寝へ。入浴時、めぐちゃん先生に教えて頂いた手のひらの自律神経のツボ押しのおかげで寝つきが良かった。
そして、今朝、いつものようにスマホアラームと目覚ましが鳴る。恐る恐る窓の外を見ると、9時過ぎから降り出すという予報に反して、嗚呼、もう降り出しているではないか!
これはゆっくり寝ている場合ではないと夫を起こす。
朝食の支度をし、夫にパジャマを脱がせて洗濯機を廻す。ニュースでは降雪情報。交通機関はとりあえず問題なく動いているようだ。BSで朝ドラを視ながら朝食を終え、洗いあがった洗濯物を部屋干しする。寝起きからお腹が緩い。何度もお手洗いを往復する。
航空会社からメールが届き、混雑しているし搭乗口と保安検査所が離れているので早めの対応を、とのこと。フライトの1時間前には空港に到着したい。普段なら自宅から空港まで2時間見れば十分余裕だけれど、 せっかちの夫が雪だから3時間、いやせめて2時間半前に家を出ようという。
マリモやお花の水替え等も済ませ、無事支度も整ったので、予定より大分早めにタクシー会社に連絡する。ラッキーなことに10分もしないで迎えに来てもらえた。
かなりの勢いで雪が降っている。家を出る頃には辺りはすっかり雪景色になろうとしている。朝の通勤時間帯よりも帰りの時間が、大変そうだ。それに明日の朝、凍ったらとても危険だ。
特急に乗車する。もしかしたら立っていかなければならないかもという心配は杞憂で、2人揃ってしっかり席が確保出来た。
車内のお供は柴田よしきさんの「ワーキングガール・ウオーズ」(徳間文庫)。
柴田さんの作品は以前よく読んでいたけれど、いつも爽快だ。既に退職した身ではあるけれど、お仕事小説は面白い。帯にも「働く女のホンネ満載!痛快お仕事小説」とある。今年1月の新刊だったので迷わず手に取った。
読み始めて、おや?と思う。裏書きを見ると「2007年4月新潮文庫より刊行された」とある。読んだことがある、というデジャヴ感よりも、時代設定が2003~2005年くらいなのだ。この頃のものは当時、結構読んでいる。またやってしまった・・・かも。
けれど、内容は全く古びることなく、あるある、いるいる、とニヤニヤしながらどんどん頁を繰った。しょうもない上司と面倒な部下たち、嫉妬と羨望、男女格差等々話題満載。主人公の墨田翔子は37歳、未婚。仕事が出来て収入もそこそこ、都心にマンションを所有するいわゆる一流企業の花形企画部係長だ。
息子が小さかった頃に旅したケアンズやら、京都やら、舞台に土地勘があるのが更にリアルで面白かった。解説で柊子さんが紹介されている姉妹小説「やってられない月曜日」は間違いなく読んだし、本棚にあったな、と思い出したが、実際にこちらは読んでいなかったのだろう。機内で最後まで面白く読了した。
私鉄は全く遅れることなく終点まで順調。JRに乗り換え、再び空港行の私鉄に乗り換える。駅構内がかなり寒い。震えるほどだ。朝のお手洗い数往復でお腹は空っぽ。雪が降っているから当然なのだけれど、ホームで快特を待つ時間、しんしんと冷えてくる。ダウンジャケットのフードを被りたいくらいだ。
とはいえ、家を出てきた時よりも雪は大分小降りになっている。途中駅では雪が積もっている様子はない。あっという間に終点の空港駅に到着。時計を見れば、家を出てから2時間かかっていない。フライト時間まで2時間ちょっとある。
まずはチェックインを済ませ、夫の大きなキャリーケースのみ預ける。相変わらず機械に不慣れでモタモタする。さらに保安検査所を通過する際、ブーツを履いていたので、脱いでスリッパに替える羽目に。うーん、そういう細かいことをすっかり忘れている。
搭乗口を確認し、少し早めのランチタイム。寒いので夫はラーメンを、私はおうどんを頂く。ぱぱっと食べ終わり、機内用に夫の好みのおやつをあれこれ調達してからラウンジでティータイム。かなり混雑している。温かいカフェラテを頂いてほっとする。
搭乗口が変更になり、当初はラウンジの隣だったのに結構歩く羽目に。早く到着し過ぎかと思ったけれど、結局それほど暇をもてあますことなく機内の人になった。
降雪のせいで離陸準備に手間取ったとのことで、30分ほど遅れての離陸だった。厚い雲の上に出れば、下界の悪天候は関係なく青空が広がる。2時間半ほどのフライトは、離陸の遅れを20分取り戻し、10分ほどの遅れで那覇空港に無事着陸した。
お天気は曇り。0℃とか2℃とか言われていた東京とは別世界、20℃も高い22℃である。そして上空からのサンゴ礁の海の色はやはり美しい。
ターンテーブルから荷物も早めに出てきて、ホテル行きのリムジンバスのカウンターへ。1時間あると思っていた出発まで30分ほどしかない。コンビニで青赤ヨーグルトを買いたかったけれど、青ヨーグルトは調達できずじまい。
バスは定刻より2分ほど遅れて出発。沖縄本島に来たのはどのくらいぶりだろう。銀婚式以降に夫と2人で宮古島、石垣島等離島は何度か訪れているけれど、本島には息子と家族3人で訪れたのはまだ彼が小学生の頃。かれこれ20年近く経っている。
確かゆいレールが開通して間もなくの頃だったか。その柄のネクタイを夫がお土産で購入したのを記憶している。
今日はバスの車窓から、ゆいレールが隣を走るのを見かけた。中心部は都内でも見かけるお店が沢山。高層のショッピングセンター等が出来、雰囲気が変わっていてびっくりする。当然だ、20年近く経っているのだから。鹿児島まで650キロ、台北の方が近いというのだから、同じ国内ではありながら沖縄は本当に遠いのだ、ということを改めて痛感する。車窓を流れゆく建物を見ながら、東南アジアに来たかのような錯覚に陥るとともに、延々と続く基地の広さも実感する。
50分で到着予定がラッシュなのか時間がかかり、1時間以上たっぷりの乗車。日が長いなと思いつつも、さすがに18時半を過ぎたら辺りは暗くなっていた。チェックインを済ませ、10階の部屋に案内される。
今日から3泊するが、朝食は同じレストランでブッフェだという。雪が降る中、朝から緊張しながら移動を重ね、9時間の旅。もう海外旅行と殆ど変わらず、かなり疲れている。夕食は立ったり座ったりしたくないので、ブッフェは避けてアラカルトを、思ったところ、セットメニューの提供は19時ラストオーダーと言われ、荷ほどきもせずに慌てて階下のレストランへ降りる。
パスタ2種類とカレーしか選べず、2人ともパスタをチョイス。セットのサラダとカフェラテを頂いて、母にMeet通話でご機嫌伺い。実は今、沖縄に来ています、とサプライズ。気温差20度で蒸し暑いほどだと言うと、今日はお花とお弁当も届く日なので、庭が雪で埋もれたので長靴を履いて道だけ作ったそうな。うーん、別世界である。
1時間もせず部屋に戻ってきた。荷ほどきをして、沖縄風の部屋着に着替えてリラックスしながらこうしてブログを書いている。室内は24度。やはり別世界である。
サウナと岩盤浴のあるスパに行こうと誘ったら、夫に断られたので、とりあえず今日は大浴場で旅の疲れを癒したいと思う。寒かったため胸痛が出ているので、夕食後はロキソニンを飲んだ。暖かい場所でその痛みが解消されればよいのだけれど。
3泊するといっても月曜日はほぼ帰りの移動のみ。自由に使えるのは明日、明後日の2日間だけだ。私はぼーっとホテルライフを満喫したいのだけれど、夫は早くもどちらか一日は繁華街まで繰り出そうという魂胆である。
ひとまず明日はのんびり朝食を摂って、まったり過ごしたいと思う。
そして、今朝、いつものようにスマホアラームと目覚ましが鳴る。恐る恐る窓の外を見ると、9時過ぎから降り出すという予報に反して、嗚呼、もう降り出しているではないか!
これはゆっくり寝ている場合ではないと夫を起こす。
朝食の支度をし、夫にパジャマを脱がせて洗濯機を廻す。ニュースでは降雪情報。交通機関はとりあえず問題なく動いているようだ。BSで朝ドラを視ながら朝食を終え、洗いあがった洗濯物を部屋干しする。寝起きからお腹が緩い。何度もお手洗いを往復する。
航空会社からメールが届き、混雑しているし搭乗口と保安検査所が離れているので早めの対応を、とのこと。フライトの1時間前には空港に到着したい。普段なら自宅から空港まで2時間見れば十分余裕だけれど、 せっかちの夫が雪だから3時間、いやせめて2時間半前に家を出ようという。
マリモやお花の水替え等も済ませ、無事支度も整ったので、予定より大分早めにタクシー会社に連絡する。ラッキーなことに10分もしないで迎えに来てもらえた。
かなりの勢いで雪が降っている。家を出る頃には辺りはすっかり雪景色になろうとしている。朝の通勤時間帯よりも帰りの時間が、大変そうだ。それに明日の朝、凍ったらとても危険だ。
特急に乗車する。もしかしたら立っていかなければならないかもという心配は杞憂で、2人揃ってしっかり席が確保出来た。
車内のお供は柴田よしきさんの「ワーキングガール・ウオーズ」(徳間文庫)。
柴田さんの作品は以前よく読んでいたけれど、いつも爽快だ。既に退職した身ではあるけれど、お仕事小説は面白い。帯にも「働く女のホンネ満載!痛快お仕事小説」とある。今年1月の新刊だったので迷わず手に取った。
読み始めて、おや?と思う。裏書きを見ると「2007年4月新潮文庫より刊行された」とある。読んだことがある、というデジャヴ感よりも、時代設定が2003~2005年くらいなのだ。この頃のものは当時、結構読んでいる。またやってしまった・・・かも。
けれど、内容は全く古びることなく、あるある、いるいる、とニヤニヤしながらどんどん頁を繰った。しょうもない上司と面倒な部下たち、嫉妬と羨望、男女格差等々話題満載。主人公の墨田翔子は37歳、未婚。仕事が出来て収入もそこそこ、都心にマンションを所有するいわゆる一流企業の花形企画部係長だ。
息子が小さかった頃に旅したケアンズやら、京都やら、舞台に土地勘があるのが更にリアルで面白かった。解説で柊子さんが紹介されている姉妹小説「やってられない月曜日」は間違いなく読んだし、本棚にあったな、と思い出したが、実際にこちらは読んでいなかったのだろう。機内で最後まで面白く読了した。
私鉄は全く遅れることなく終点まで順調。JRに乗り換え、再び空港行の私鉄に乗り換える。駅構内がかなり寒い。震えるほどだ。朝のお手洗い数往復でお腹は空っぽ。雪が降っているから当然なのだけれど、ホームで快特を待つ時間、しんしんと冷えてくる。ダウンジャケットのフードを被りたいくらいだ。
とはいえ、家を出てきた時よりも雪は大分小降りになっている。途中駅では雪が積もっている様子はない。あっという間に終点の空港駅に到着。時計を見れば、家を出てから2時間かかっていない。フライト時間まで2時間ちょっとある。
まずはチェックインを済ませ、夫の大きなキャリーケースのみ預ける。相変わらず機械に不慣れでモタモタする。さらに保安検査所を通過する際、ブーツを履いていたので、脱いでスリッパに替える羽目に。うーん、そういう細かいことをすっかり忘れている。
搭乗口を確認し、少し早めのランチタイム。寒いので夫はラーメンを、私はおうどんを頂く。ぱぱっと食べ終わり、機内用に夫の好みのおやつをあれこれ調達してからラウンジでティータイム。かなり混雑している。温かいカフェラテを頂いてほっとする。
搭乗口が変更になり、当初はラウンジの隣だったのに結構歩く羽目に。早く到着し過ぎかと思ったけれど、結局それほど暇をもてあますことなく機内の人になった。
降雪のせいで離陸準備に手間取ったとのことで、30分ほど遅れての離陸だった。厚い雲の上に出れば、下界の悪天候は関係なく青空が広がる。2時間半ほどのフライトは、離陸の遅れを20分取り戻し、10分ほどの遅れで那覇空港に無事着陸した。
お天気は曇り。0℃とか2℃とか言われていた東京とは別世界、20℃も高い22℃である。そして上空からのサンゴ礁の海の色はやはり美しい。
ターンテーブルから荷物も早めに出てきて、ホテル行きのリムジンバスのカウンターへ。1時間あると思っていた出発まで30分ほどしかない。コンビニで青赤ヨーグルトを買いたかったけれど、青ヨーグルトは調達できずじまい。
バスは定刻より2分ほど遅れて出発。沖縄本島に来たのはどのくらいぶりだろう。銀婚式以降に夫と2人で宮古島、石垣島等離島は何度か訪れているけれど、本島には息子と家族3人で訪れたのはまだ彼が小学生の頃。かれこれ20年近く経っている。
確かゆいレールが開通して間もなくの頃だったか。その柄のネクタイを夫がお土産で購入したのを記憶している。
今日はバスの車窓から、ゆいレールが隣を走るのを見かけた。中心部は都内でも見かけるお店が沢山。高層のショッピングセンター等が出来、雰囲気が変わっていてびっくりする。当然だ、20年近く経っているのだから。鹿児島まで650キロ、台北の方が近いというのだから、同じ国内ではありながら沖縄は本当に遠いのだ、ということを改めて痛感する。車窓を流れゆく建物を見ながら、東南アジアに来たかのような錯覚に陥るとともに、延々と続く基地の広さも実感する。
50分で到着予定がラッシュなのか時間がかかり、1時間以上たっぷりの乗車。日が長いなと思いつつも、さすがに18時半を過ぎたら辺りは暗くなっていた。チェックインを済ませ、10階の部屋に案内される。
今日から3泊するが、朝食は同じレストランでブッフェだという。雪が降る中、朝から緊張しながら移動を重ね、9時間の旅。もう海外旅行と殆ど変わらず、かなり疲れている。夕食は立ったり座ったりしたくないので、ブッフェは避けてアラカルトを、思ったところ、セットメニューの提供は19時ラストオーダーと言われ、荷ほどきもせずに慌てて階下のレストランへ降りる。
パスタ2種類とカレーしか選べず、2人ともパスタをチョイス。セットのサラダとカフェラテを頂いて、母にMeet通話でご機嫌伺い。実は今、沖縄に来ています、とサプライズ。気温差20度で蒸し暑いほどだと言うと、今日はお花とお弁当も届く日なので、庭が雪で埋もれたので長靴を履いて道だけ作ったそうな。うーん、別世界である。
1時間もせず部屋に戻ってきた。荷ほどきをして、沖縄風の部屋着に着替えてリラックスしながらこうしてブログを書いている。室内は24度。やはり別世界である。
サウナと岩盤浴のあるスパに行こうと誘ったら、夫に断られたので、とりあえず今日は大浴場で旅の疲れを癒したいと思う。寒かったため胸痛が出ているので、夕食後はロキソニンを飲んだ。暖かい場所でその痛みが解消されればよいのだけれど。
3泊するといっても月曜日はほぼ帰りの移動のみ。自由に使えるのは明日、明後日の2日間だけだ。私はぼーっとホテルライフを満喫したいのだけれど、夫は早くもどちらか一日は繁華街まで繰り出そうという魂胆である。
ひとまず明日はのんびり朝食を摂って、まったり過ごしたいと思う。