ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.10.24 漸くの再会を叶え、明日は治療日

2023-10-24 22:00:05 | 

 昨夜はブログアップ後、大浴場へ。かなり大きなお風呂だったけれど、それなりの混雑だった。お風呂とジャグジー、サウナをコンプリートして、ポカポカになって部屋に戻った。
 いつでも眠れるようにベッドに入ったら、本も読まずにBSでドキュメンタリー番組を視て早めに消灯、就寝。

 目覚ましをかけた1時間半ほど前にお手洗いで目が覚めてしまい、その後は二度寝できなかった。
 今日もいいお天気だ。オープン間もない朝風呂に向かう。さすがに昨夜よりは空いていたけれど、皆さん実に早起きである。さっと上がってさっぱりして部屋に戻る。身体が温まっているところで指導者養成講座の宿題の太陽礼拝を行ったら、あっという間に汗ばんだ。朝食を済ませ、身支度を整え、パッキングを終える。

 チェックアウトしてキャリーケースを預けてホテルを出発。地下鉄と私鉄を乗り継ぎ、4月初め以来半年ぶりに漸く予約したmikaさんの美容院がある最寄り駅に向かう。青空が広がる穏やかないいお天気だ。最高気温は24度になるという。9分袖の裏付きワンピースに一重のジャケットを羽織ったけれど、歩くとちょっと汗ばむ感じ。それにしても、どこもかしこもインバウンドの人たちの多いこと、多いこと。コロナは過去のものといった感じ。

 嵐電の切符売り場では「バンブー、バンブー」と言っている外国人観光客のグループがいた。なるほど、竹林の小径に行きたいのだ。
 揺られること20分ほど。無人駅でなかなか風情がある。前回は初めての場所だったので、脇目を振らず一目散に夫とサロンを目指して歩いた(早く着き過ぎてその後付近をウロウロした。)のだけれど、今回は時間調整のために駅の反対方向にある駅名を冠したお寺へ。参拝する時間はないが、立派な門とその先に広がる石畳と樹々を拝むことが出来た。まだ紅葉には少し早いようだった。それにしてもちょっと見上げると、青い空と刷毛で描いたような白い雲、嵐山の紅葉が美しい。贅沢な風景だ。

 サロンに到着したのは予約の10分ほど前。オーナーとmikaさんが揃ってお出迎えしてくださる。フロントでバッグとジャケットをお預けし、「またお目にかかれて本当に嬉しいです。」とお伝えすると、「本当にいらしてくださるとは思わなかったので・・・」と。「いえ、約束しましたから」である。サロンは贅沢にも貸し切りだ。
 お手洗いをお借りして、ちょっと息切れしていた呼吸を整えて、あの極上のシャンプーをまた受けられるのかと思うとドキドキワクワクする。

 10月10日にサロンがオープン25周年を迎えたとのことで、シャンプー前に頭皮デトックスのサービスがあった。グレープフルーツの香りだろうか。肺が広がるようなスッキリとしたいい香りだ。それにしても、あの華奢な身体からはちょっと想像できないほど心地よく力強い指の力。ヘッドスパを受けている感じだ。ついつい時間よ、止まれ・・・と思ってしまう。
 その後は本当に丁寧な丁寧な2度洗いのシャンプー。重たい頭を支えて頂きつつお疲れになるだろうな、と心配になってしまう。首までスッキリして今度はオーナーにバトンタッチ、カットだ。

 前回お世話になって以降、行きつけの美容院に3回は通っているし、直近が先月末だからまだ1か月経っていないのだけれど、どうも左のサイドがうまくまとまらない。その辺を修正して頂ければ、とお願いする。
 つむじの位置や髪の毛の質や長さにもよるが、もう少し長めの方が良いのかもしれないと仰る。とはいえ、いつカツラ頭になるかわからないので、あまり長く伸ばすわけにはいかなかったのだ。

 あれこれお話をしながら微調整もして頂いて、すっかり素敵に(自分で言うか)にして頂いた。そしてまたシャンプー台へ。前回はカット+ハンドケア 30min+傾聴 10minのメニューをお願いしたのだが、残念ながらそのメニューは終了している。図々しくも少しでも長くmikaさんにお願い出来るなら、とトリートメント+プチマッサージを追加していた。これもまた実に極楽という言葉がぴったりだった。
 最後はオーナーにも首・肩のマッサージをして頂いて、仕上げ。携帯に母のケアマネさんから電話があってびっくりした。介護保険の件で、母から聞いていたとおりのことだった。

 サロン到着から終了までに1時間半ちょっと。お支払いを済ませ、前回はマスクをしたままでツーショットだったので、今日は外してもう一度お願いした。2度あることは3度あるで、また伺います、とお約束する。
 mikaさんは「期待しちゃうかも」とお茶目に仰る。
 次回は彼女が来年早々還暦を迎えるそのお祝いに行ければな、と勝手に思っている。

 お二人揃ってお見送りして頂き、階段を降りると、外はぽかぽか陽気。ジャケットが荷物になってエコバッグを出して放り込んだ。再び電車に揺られて終点まで。オーナーから、嵐山駅で京都水族館に因んでサンショウウオの巨大なぬいぐるみを持ったお姉さんが3人踊っているという情報を得て、ちょっと見てみたかったのだけれど(怖いもの見たさ)、残念ながら見つけられなかった。

 それにしても駅は外国人、日本人、入り乱れて大変な混雑。色々な食べ物の匂いも入り乱れており、人々が道路にもはみ出してすごいことになっている。
 天龍寺、竹林の小径を越えて、お土産に良いという七味屋さんを探す。ちょっとわかりにくく道を尋ねながらようやく到着。無事季節限定の塩と七味を購入し、大混雑の竹林を通り過ぎて野宮神社を気持ちだけ拝んで、駅方面に戻り、少し遅めのランチにざる湯葉うどんを頂く。

 ラッキーにも窓際の席が空いていたけれど、どんどん混んできてお店の方たちはてんてこ舞いだった。窓の外は旗を持ったガイドさんに続く団体客の列が途切れない。一応、渡月橋にご挨拶してから、駅に戻って、駅ナカの足湯に浸かることに。
 最初は貸し切り!と喜んでいたら、女性のお二人連れが入ってこられた。姉妹でおられ、お姉様はニュージーランド在住、妹さんは滋賀県からだそう。途中からオーストラリアのご夫婦も。
 さすがにお姉様は流暢な英語で色々教えて差し上げていた。嵐山温泉は36度弱の源泉というからぬるめだったけれど、15分弱浸かっていたらじんわり汗をかいた。

 これで2時間弱の観光は終了。再び電車に乗って地下鉄乗換駅まで。早めに京都駅に戻ってこられたので、夫や息子の好物のお菓子等を駅ナカで買って、カフェでカフェラテとクッキーを頂いて一服。ホテルに戻ってキャリーケースを受け取りパッキングをやり直し、帰りの新幹線に乗り込んだ。早めの夕飯は車内で笹寿司とお茶で済ます。
 往きと違って帰りはパンクチュアルに到着。早速オーナーからはLINEでメッセージが届いた。

 病院最寄り駅には予定通り到着し、いつもの温泉付きホテルにチェックイン。なんだか既視感がある、と思ったらまたしても夫の誕生日の番号の部屋だった。今日は何やらコンサートかイベントでもあるのだろうか。お風呂も明日の朝食も混雑が予想されますので余裕をもって、とのこと。

 母にMeet通話。ケアマネSさんからの電話があったことを報告する。母は、ヘルパーさんやら近所の人やら色々な人の出入りで落ち着かなくて疲れてしまって、とのこと。今日もヘルパーさんが寝袋やら何やら色々持って帰ってくださったそうな。明日は特に予定がないので少しゆっくり出来そうとのこと。

 というわけで、明日はカドサイラ2回目。今日の万歩計は13,000歩弱。入浴もさっさと済ませたので、早めに休まなくては。
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