昨夜は入浴後、何とか日付が変わる前にベッドに入れた。
今朝。いつもの時間にスマホアラームが鳴り、とりあえず消したのは覚えている。次の瞬間、夫がドアを開けて顔を出した。「あれ?ごめん、今、起きます」とノロノロリビングに行ったら、出勤の夫は既にいなかった。「行ってきます」も言わずに出て行ったらしい。びっくりして時計を見たら、もうBSの朝ドラが始まっている。ショック。しっかり1時間以上二度寝してしまったのだった。はあ。
疲れが溜まっているのか何なのか。情けないことだ。落ち込む。
外はいいお天気だ。急いで溜まった洗濯機を廻し、リビングでオンライン講座受講の準備等をする。朝ドラを視て、洗い終わった洗濯物を干し終えてから、朝食を摂る。
Sさんに今日迄の課題をメールで送ってから夕飯のお米を研ぎ、おでんを仕込む。
今日は講座11日目、“瞑想ヨーガクラスで実践するチャンティングを伴うアーサナ”の回だ。ひとまず定刻10分ほど前にZoomを繋ぐ。
オームを3回唱え、呼吸を深め暫し休息の時間。今月18日が初回だった朝の30分クラス以降、Sさんのガイドの声が聴こえにくくなっている。音量をMaxにしているのに、である。皆さんは問題なさそうなので、こちらが原因なのだろうと朝のクラスでは遠慮して黙っていたが、今日は参加者が3名だし、4時間の長丁場の間、ガイドの声が聞こえ辛いのではお手上げなので、その旨チャットし、発言する。設定を変えて頂き、漸く聞き取れるようになってほっとする。
まずは前回から丸1週間お休みだった期間に感じたこと、感想等振り返りをシェア。
私は言い訳がましいが、断捨離の仕上げ等でセルフプラクティスまで手が回らず、課題の取り組みが思うように出来なかった、と発言。
Hさんは「土日に茶事が終わった。前日迄は心配だったが、当日始まりから終わり迄「思考がない」感じで、トラブル等もあったが、嫌なことが残っていない。全て上手くいくためにそのことが起こっている、と感じることが出来た。課題では30分のシークエンスを作ったが、3回ほど行ったか。今日から日常に戻って普通の生活を送れる。」とのこと。
Tさんは「前半は仕事の繁忙期でもあり、後半は連休で出かけることが多かったが、疲れていない。嫌なこともあったが、おおらかに出来た。ま、いっか、と思えた。自分が変わったら、周りも変わってきた。課題は朝太陽礼拝やオームの瞑想、完全呼吸、夜は鳩のポーズやブラーマリ―呼吸を行った」とのこと。
Sさんからはヨーガを行っていると「周りが変わってきた」ということが良く起こるとのコメント。
お二人の話を聞き、私は追加で「半年近くトレーナーの助けを借りて断捨離を行ってきたが、最後は夫のラストスパートが凄かった。これも伝染するのだと思った。」と発言した。
瞑想ヨーガのクラスではマントラ(言葉)を唱えたり、唄ったりしながらアーサナを取るのが特徴的だ。Sさんも師匠から教わって、これが気に入ったという。言葉を声に出すと考えなくて済むので、瞑想の助けになったそうだ。
まずは帰命敬禮からスタート。サンスクリット語の読み方、意味等をおさらいしてから実際に動く。3回で1セットを3セット。
Hさんから「カウントしていてわからなくなってしまうことがある。数え方はどうする?」との質問。Sさんからは「実際インドでは国民性の違いからか、かなりアバウトだった。」とのこと。
続いて五体投地も左右両足で1セットを3セット。結構息が切れる。
患者会のクラスでもこの2つは隔月毎に行っているが、改めて丁寧に動きを確認出来て良かった。
太陽礼拝は7年前の指導者養成講座等であれほど練習したのに、言葉は忘れているし、2分の1セットを2回やっただけで既に息絶え絶え。体力が落ちているのを改めて思い知らされた。12のアーサナやマントラの意味、夫々がインドの季節に対応している話を興味深く聴けた。
ここで30分の昼休憩。午後も動くことになるので、メールチェック等を済ませ、お昼を摂るのは諦めてスープだけ頂く。
午後は踊るシヴァ神のムドラー、飛天の礼拝、牛の王者の礼拝。夫々動きを確認しながら実際に行う。スイスイと進んだ。最後はチャクラハミングを繰り返した後、シャヴァーサナ。実に心地よかった。
今日のカリキュラムはこれにて終了。少し早めに終えて、感想をシェアしましょう、ということに。
Hさんは「チャクラハミングの後半は眠くて、眼がくっつきそうで寝落ちしたようだ。休めた」とのこと。
Tさんは「シャヴァーサナが気持ち良くてふわーっとした記憶。後半に行くにしたがって言葉や動きに頭を使わずに勝手に動けるようになって身体が活性化した感じ。身体が温かくなってシャヴァーサナで解けた感じ。」とのこと。
私は「チャクラハミングの音に包まれて身体の輪郭がなくなり、シャヴァーサナでは地面に溶けた感じだった。この気持ち良さを味わうために練習している感じ。」と発言。
最後に今日のクラスを全て通しての質問と感想タイム。
Tさんから「各々の動きをやった方がいい時間等はあるか」との質問。「太陽礼拝は夜明け前がベストだが、それ以外はどれでもいつでもOK」とのお答え。五体投地の言葉が般若心経と同じ音に聞こえるが、という発言もあった。なるほど、似ているし通じているようだとのこと。
Hさんは「太陽礼拝の1回目はタダーサナの安定感が悪かったが、2回目は全身が矯正されてグラグラしなかった。楽しかった。」とのこと。
Tさんは「30分クラスでやったこともゆっくり一つ一つ動作を覚えられて楽しかった。どれも覚えてやりたい。これから年を取ってトレーニングは無理になっても、こうした動きを楽しくやれれば良いのかもと思う。ここで宣言してしまうとやれるので、太陽礼拝をマントラ付きで出来るようにしたい。」とのこと。
私は「今日はこれぞ瞑想ヨーガの醍醐味という内容だった。シヴァ神のムドラーや王の王者の礼拝を行いながら、7年前に渋谷のスタジオで習った時のことをリアルに思い出して、胸が一杯になった。」と発言すると、Sさんもその時の楽しかったことを思い出してくださったようだった。
次回明後日は午前中に月の礼拝(かなりきつい・・・)をチャンティングしながら行い、午後は座学でキールタンの解説と実践とのこと。
定刻より10分ほど早く終了し、Sさんが片付けながら皆で雑談が出来るように繋いだままにしてくださり、あれこれお喋りして名残惜しくも終了となる。
ということで11日目も終了。急いで片付け、洗濯物を取り入れる。空腹で、おやつのような時間に冷凍担々麺とフルーツゼリーをお腹に入れる。洗濯物を畳み、収納したら、何やらぐったり疲れて動きたくない。
外は20度を超えて暖かくなると言う予報だったが、既に日も傾いていて、なんだか日差しの恩恵を受けずじまいの籠城蟄居。階下まで郵便物と新聞を取りに降りただけ。
その後は、リビングで横になってドラマの録画を視ながらゴロゴロウトウト。
涙目が酷く、目薬を差しても、拭いてもいつも涙でぐしょぐしょと濡れている。結果、常に泣きはらした後のような目の周りの腫れぼったい感じと鬱陶しさが退かない。鼻の周りが切れて痛むのも相変わらずだし、お腹の調子もイマイチ緩く、朝から何度もお手洗いを往復している。
そうこうしているうちに夫がライナーで帰って来る時間になる。
夕食を整えて、食事を済ませ、母にMeet通話をする。週末、息子がお嫁ちゃん連れで我が家を初来訪し(断捨離がひとまず間に合って良かった。)、その足で実家に行き、あれこれ用足しをすることになったと伝える。夕飯も一緒に、である。母とお嫁ちゃんは初対面だ。
今日は若い方のヘルパーさんがいらして、使わないで新品のままの座椅子を引き取ってくださることになり、日曜日に別途取りに来られるという。その他にもズボンを数本持ち帰ってくれたそうな。千里の道も一歩より、であと1か月、頑張るように伝える。
明日は午前中30分のオンラインクラス受講後、かつての職場の友人が2人地元までランチに来てくれることになっている。数十年振りの再会である。