インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

寄って集って

2009年09月07日 | 歴史

さあ並び順も整理され直した平成塾。

時間ぴったりにアップ開始です。


掛け声と共にランニング開始。

この掛け声。
朝から始まる練習と、午後から始まる練習では声の大きさが違いますね。
どうも寝起きだと大きな声が出せない塾生達。
起きてからそれほど時間が経っていない事を物語ります。


練習前のストレッチ。

ピッカピカのアップシューズを履いているリョウ。
最近の塾生達のトレンドはアップシューズみたいです。
指導陣が子供の時には考えられなかったような高級品が目白押し。
ちょっと生意気です。


凄く単純に見えるストレッチですが、時間をかける事によって色んな箇所が伸びます。

アキレス腱は勿論、太腿の裏側、手の指を後ろに向ける事によって肘と手首のストレッチも同時に行います。
この時はじっと動かないで30秒ほど我慢。
ふくらはぎがパンパンになるまで我慢させますよ。


自分の子供より先にあだ名がが付いたイチゴミルク。

おっ?
よく見るとイチゴミルクもおニューのアップシューズでございます。
なんだ?
親子で靴屋さんに行って「アップシューズください♪」ってお買い物して来たのでしょうか?

お前はどれにする?
パパはこれにしようかなぁと思ってるんだけど。
いや、パパは白よりも黒の方が似合うんじゃない?
白に赤いラインが入ってる奴だと、またイチゴミルクって言われちゃうかな?

なんて会話があったに違いないのでした。


姿勢が単純なだけに、きちんと正しい姿勢を指導します。

間接が向いている方向が違うだけで、全くストレッチにならないからですね。
日頃ストレッチで手抜きをしている塾生には辛い時間。
足首の向きが30度変わるだけで、いきなり百面相を始める塾生達。


よーく注意してみると、どいつもこいつもっ!

GIジョーで遊んでいるかのような指導陣。
思った形に塾生達の身体を曲げて行きます。

向こう側で塾生をいじっているのはひろみちお兄さん。
教育チャンネルでは笑顔を振りまいていますが、カメラの向こう側では塾生達をいじめ倒している衝撃の事実。


身体が固くなり始めたジェッターは格好の餌食。

足首が固くなり始めたので、踵が地面に着きません。
腿の裏側の筋肉も成長を始めた様子で、膝が曲がってしまっています。
ちょっと伸ばしてやるだけで甲高い悲鳴が。

そんな悲鳴を聞くと、すぐに集まって来て念入りに伸ばしてやる優しい指導陣。


続いて膝と太腿のストレッチ。

平成塾が過去に大きな事故を起こさず、練習中に捻挫する塾生すら出さなかったのはこのストレッチにあったと言っても過言ではありません。

この時期の子供達は身体の成長が目覚しいのですが、最も早く成長するのが脳と足の骨。
知らない内に足の骨が筋肉の成長を上回り、筋肉によって膝を圧迫される事になります。

野球に限らず、スポーツって膝の動きが重要になるのですが、膝を圧迫した状態で運動をさせると膝の半月盤(膝の軟骨)を傷めるだけで無く、足が無理な動きをするので捻挫などをし易くなるんですね。

このストレッチにより膝を押さえている筋肉を伸ばし、膝の負担を軽くしてやります。
成長痛に悩む子供がいたら、このストレッチをやらせてみて下さい。
30秒で楽になる筈ですよ。


それでも身体の固い塾生にとっては地獄の苦しみ。

何しろ無理矢理太腿の筋肉を伸ばされますからねぇ。
鼻の穴全開です。


痛がっている塾生がいると、ハゲタカのように集まる指導陣。

理屈なんて関係ありません。
悲鳴が聞こえる方向に集まる本能?


一見、優しそうにゆっくりと膝を押さえてあげているように見えますが・・・

きっちりとタンタンのつま先を抑え込んで、決して逃げられないようにしています。
塾長の気遣いに、大声を出して喜ぶタンタン。


だんだん身体が固くなって来ました・・・ なんて事は許されない平成塾。

もはや押し寿司と化すジェッター。
ここまでやられれば諦めもつきます。


日頃は太腿を伸ばす機会なんてありませんからねぇ。

押さえられると、どうしても身体が浮いてしまいます。
ほらほら・・・ 悲鳴をあげると、向こう側で名取コーチが興味を示していますよ。