隣は何をする人ぞ
と言う有名な芭蕉の句がありますが、先日の練習ではプチ塾生と外野組の練習がすぐ隣で行われました。
芭蕉ではありませんが、隣の事って気になりだすと気になって仕方がありません。
さてさて、お互いに隣を覗きながら練習風景を見てみましょう。
名取コーチによるゴロのノックを受ける外野組。
いいかぁ、絶対に止めろよ。
外野は後ろに誰もいないんだからな。
は~い。
おっしゃ、その調子。
良いか、絶対に後ろに逸らすんじゃないぞ。
ボールなんて当たったって痛く無いんだから。
は~い。
対してこちらはプチ塾生達。
いいかぁ、必ず正面に入って身体で止めろよ。
グローブの高さをボールの高さに合わせるんだよぉ。
は~い。
良いかぁ、最後までボールを良く見てね。
ボールなんて当たったって痛く無いんだから。
避けるより捕るのが先だよぉ。
は~い。
足を止めちゃ駄目だよぉ。
ポコッ
いやーん、痛ーい。
だから足を止めるなって。
だいぶボールを止められるようになって来たな。
これから本格的に外野フライの練習に入るよ。
準備は出来てるよね。
は~い。
随分とバウンドが捕れるようになったね。
これからフライの練習に入るからね。
ちゃんと正しい場所で捕ってね。
は~い。
そうそう。 ギリギリまでグローブは出しちゃ駄目だよ。
足を使って。
落下点はどこだ?
わおっ! 無茶苦茶な捕り方だけど、よく捕った。
もうちょっと足を使えば、もう少し楽に捕れたのにねぇ。
随分と苦しい捕り方したねぇ。
おーい、ちゃんと落下点に入って無いよー
ボールをきちんと見て、正しい場所に行くのが最初だからねー
で・・・
隣では・・・
だからぁっ! ギリギリまでグローブは出すなっつうんだよっ!
もっと足を使わんかいっ!
きちんと落下点に入れ~っ!
何を無茶苦茶な捕り方してるんだぁ~っ!
もっと足を使って、楽な姿勢で捕らんかいっ!
苦しそうな捕り方するボールじゃ無いぞ~っ!
なんで落下点に入れないんだぁ~っ!
目の前でボールがバウンドしてるじゃねえかぁ~っ!
似たような練習で、似たような実力である事がよく解りました。
ただ、同じ失敗をしても先輩達はプチ塾生達とは随分扱いが異なる様子です。