インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

レーザービーム

2009年11月04日 | 歴史
子供達に野球を教えて行く上で、何が大変かって言いますと。
安全確保は勿論の事なのですが、飽きさせない工夫が大変なのでございます。

同じ走らせるにしても、ただ単に走ってろと言うのと。
リレーや鬼ごっこ等をやらせるのでは、子供達自身のモチベーションが変わりますし。
何よりも真剣に取り組むので、それなりの効果も上がります。

ただ・・・
言うは易し。
アイディアを出すのも大変なのでございます。


この日もいつものキャッチボールが終了し。


内外野に分かれて練習が始まりました。

と言っても、この日は指導陣が少ないので、外野組とプチ組は合同で練習を行います。


外野組とプチ組が行った練習は、イチローに成りきるレーザービームごっこ。

外野手が構えた位置に指導陣がボールを転がします。
それを素早く拾った外野手が、遥か向こうにいる指導陣(防衛大)に送球すると言うもの。

但し。
遠くにいる防衛大は、構えた位置から一歩も動きません。
つまり如何に素早く正確に遠くへ投げられるかと言うゲーム感覚の練習です。

1mもボールが逸れたら、投げたボールは自分で拾いに行かなくてはいけません。
全員がこれを行い、一人も防衛大にボールが行かなかった場合は、全員でグラウンド1周となります。


この練習は為になるねぇと塾生に声を掛ける塾長。

この練習の良い所は、外野手の基本動作を覚えさせる事が出来ること。
外野からホームまでの感覚が養えること。
身体全体を使ってボールを投げられるようになること。
指導陣がとっても楽が出来ることですね。


果たして塾生達のレーザービームや如何に?

レーザービームと言うより・・・
電池の切れ掛かった豆電球のようなバックホーム。


それでも、身も心もイチローに成り切る塾生達。

テレビで見た、あのシーンと自分をだぶらせて頑張ります。


案の定、マラソンコースと化すグラウンド。

投げちゃ走り、投げちゃ走り。
最初から投げない方が良いんじゃないのか?


それでも、繰り返す内にだんだんと様になって来る塾生達。

防衛大にストライクを返す塾生も増えて来ました。


それでも見渡すと、走っている塾生がほとんど。

ところがっ!
あのチュートンが見事にストライクを返したものだから大変。

1年生に負けてなるかと、他の塾生達も真剣に練習に取り組みます。
なかでもイクラは著しい成長を遂げました。


えいっ!

おおっ ぉぉぉぉぉ・・・・
行ったか?