インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

二次元から三次元

2009年11月09日 | 歴史
さて、激しい怒声が響き渡る隣で行われている外野組とプチ組の混成練習。


内野組と比べると、どうも厳しさが感じられません。

なんか、みんなで楽しんじゃってるって感じ?
捕れなくても、みんなで「オーケーオーケー♪」
って、お前達が言うなーっ!


で、誰でも捕れるゴロでは無くて、実際にバットを使ったフライ練習に変更しました。

今まではボールが転がって来る延長線上にいれば、確実にボールに触る事が出来ましたが。
フライとなると、今までと同じようには行きません。


急に慌てふためく塾生達。

そうそう♪
この厳しさを求めていたのよ。
野球は君達が考えているほど甘いものじゃ無いのよ。


それでも最初から難しいだろうと、塾生のいる場所にボールを落としてやるのですが。

無駄な動きが多い為に、わざわざボールの落下点で右往左往。
凄く簡単なフライでも、捕るとファインプレーに見えます。


挙句に大半の塾生達が・・・

こんな感じ?


更には・・・

こんな感じ?


おまけに・・・

こんな感じ。


まったく・・・
守ってる方が練習してるのか、打ってる方が練習してるのか解りゃしません。


たま~に・・・ 捕れたかな? と思うと・・・

ポロッ


こちらでも・・・

ポロッ


どうせ、狙って真上から落としてやっても捕れないなら・・・

気持ち良く打ちたい場所に打ったるわい。


取って来~いっ!

ひぇ~・・・・


最後は公園で飼い主に遊んで貰う、犬と同じ状態になる塾生達なのでした。


鬼コーチ

2009年11月08日 | 歴史
今日はJINの放送日だから、9時から10時の間は塾長に連絡しちゃ駄目だよ。
電話しても出ないからね。


さて、服部コーチにお願いした内野組。


服部コーチは見た目通り厳しいコーチなのです。

普通に捕って投げて当たり前。
それ以上の物を求める鬼コーチなのでした。
(お酒飲めないけど・・・)


ビシバシ鍛えられる内野陣。

実戦に近い動きを要求されるので、捕ってからの素早さが問題となります。
ボールをちょっとジャッグルしようものなら、もう大変。
グラウンド中の植木が震える程の怒鳴り声が聞こえて来ます。


必死に前に出るタンタン。

待って捕るなんて選択肢はありません。
前に出て勝負して勝つか、それ以外です。


必死の送球を行うユースケ。

なんか、みんな悲壮感が漂っていて良いですね。
たまに、こんな厳しい練習も必要です。


ボールに回り込むヤワラ。

身体の使い方がだんだんと解って来ました。
野球選手っぽい横への移動。


突っ立ってボールを処理するペペは格好の餌食。

どこへ投げてるんだっ!
と外野まで聞こえる激が飛びます。


珍しくユウタも真剣に練習に取り組んでいます。

良いですねぇ。
服部コーチはユウタの専属コーチにしようかな。


みんな極限を求められる必死のプレー。

外野組とはえらく空気が違いますね。


ペペのバックホーム。

投げる前に腕を畳まないから、肘が全く使えておりません。
これがまた服部コーチの琴線を刺激します。


こちらも必死のプレーを見せるタンタン。

僅かなミスも見逃してはもらえません。
全力でボールへの寄りを見せます。
もしもボールを待つような事があったら、それこそ何をされるか解りません。


ポロッ

どひゃ~・・・・・・・




一足先に冬将軍が訪れた内野グラウンドなのでした。


目に見える成長

2009年11月06日 | 歴史
昨日はブログを書けなかった塾長です。


実は、こんな所に行っておりました。

どこだか解りますか?


はい、こんな所です。

もうどこだかお解かりですね。


正解は大阪でした。

これでいて、なかなか忙しいのでございます。


こんな所にも行かなくちゃいけないし・・・


こんな所にも行かなくてはなりません。

早朝に東京へ戻って来たのですが、もうヘロヘロでございます。


で・・・
先日の練習でしたね。


内外野に分かれて練習する平成塾。

サードでノックを受けるペペ。
信じられない事に、捕球の瞬間に目を閉じています。
捕れる方が不思議なキャッチング。


リョウタの仇名が柔(ヤワラ)に決まりました。

なんか寡黙なリョウタにピッタリの仇名でしょ?
守備も安定して来ましたねぇ。
このまま育ってくれると、とても信頼できるショートストップになりそうです。


こちらはレーザービームを続ける外野組。

何度も繰り返す内に、だんだんとスローイングのコツが解って来たみたいです。
あまり大きく逸れる事が無くなって来ましたよ。


アポロチョコのバックホーム。

なんか肘も高い所で使えて、とっても良い感じじゃない?
胸の張りも良いですねぇ。


ボールもほんのちょっと逸れただけ。

同じ逸れるにしても、だんだんと惜しいと叫ばれる機会が増えて来ました。
なかなかやるでないの。


ここへ来て守備に抜群の安定感を見せるようになった金太郎。

キャッチングでは安心して見ていられるようになって来ました。
後はスローイングの課題をクリアするだけ。


肘の高さを気にしながら投げるギンジ。

一度教えた事を守ろうと頑張ります。
肘さえ高い所で使えれば、ギンジはすぐに良いボールが投げられるようになりますよ。


えーいっ

頑張れチュートン。
ヘロヘロヘロヘロヘロヘロ・・・
ポテッ ポテッ コロコロコロコロコロコロ・・・

ストラ~イク♪

レーザービーム

2009年11月04日 | 歴史
子供達に野球を教えて行く上で、何が大変かって言いますと。
安全確保は勿論の事なのですが、飽きさせない工夫が大変なのでございます。

同じ走らせるにしても、ただ単に走ってろと言うのと。
リレーや鬼ごっこ等をやらせるのでは、子供達自身のモチベーションが変わりますし。
何よりも真剣に取り組むので、それなりの効果も上がります。

ただ・・・
言うは易し。
アイディアを出すのも大変なのでございます。


この日もいつものキャッチボールが終了し。


内外野に分かれて練習が始まりました。

と言っても、この日は指導陣が少ないので、外野組とプチ組は合同で練習を行います。


外野組とプチ組が行った練習は、イチローに成りきるレーザービームごっこ。

外野手が構えた位置に指導陣がボールを転がします。
それを素早く拾った外野手が、遥か向こうにいる指導陣(防衛大)に送球すると言うもの。

但し。
遠くにいる防衛大は、構えた位置から一歩も動きません。
つまり如何に素早く正確に遠くへ投げられるかと言うゲーム感覚の練習です。

1mもボールが逸れたら、投げたボールは自分で拾いに行かなくてはいけません。
全員がこれを行い、一人も防衛大にボールが行かなかった場合は、全員でグラウンド1周となります。


この練習は為になるねぇと塾生に声を掛ける塾長。

この練習の良い所は、外野手の基本動作を覚えさせる事が出来ること。
外野からホームまでの感覚が養えること。
身体全体を使ってボールを投げられるようになること。
指導陣がとっても楽が出来ることですね。


果たして塾生達のレーザービームや如何に?

レーザービームと言うより・・・
電池の切れ掛かった豆電球のようなバックホーム。


それでも、身も心もイチローに成り切る塾生達。

テレビで見た、あのシーンと自分をだぶらせて頑張ります。


案の定、マラソンコースと化すグラウンド。

投げちゃ走り、投げちゃ走り。
最初から投げない方が良いんじゃないのか?


それでも、繰り返す内にだんだんと様になって来る塾生達。

防衛大にストライクを返す塾生も増えて来ました。


それでも見渡すと、走っている塾生がほとんど。

ところがっ!
あのチュートンが見事にストライクを返したものだから大変。

1年生に負けてなるかと、他の塾生達も真剣に練習に取り組みます。
なかでもイクラは著しい成長を遂げました。


えいっ!

おおっ ぉぉぉぉぉ・・・・
行ったか?



後から後から

2009年11月03日 | 歴史
なんで今日に限って塾長がそばで見てるんだ?
いつものイチゴミルクとひろみちお兄さんだけで良いのに・・・

プチ塾生達の不平不満を他所に、お構い無しにプチ塾生に厳しい指導を行う塾長。
実はこれには訳があるのです。


肘の出し方を直されるショウタ。

因みにショウタは次回からソルトと呼ばせて頂きますね。
理由は12月までのお楽しみ♪



こちらはソルトの相手をするリョウ。

ソルト同様に肘を前に出させて、肘から先だけでボールを投げさせます。
二の腕から上は使っちゃ駄目よ。
これだけでボールを弾いてね。


案の定、ボールが3mも飛ばないソルト。

難しいなぁ・・・
全然ボールが届かないぞ・・・


こちらも同様に、全くボールが届かないリョウ。

これは肘を正しく使って、ボールを弾く感覚を指先に覚えさせているんですね。
ボールを投げる経験を多く持たない子供達には、投げる瞬間にボールへ回転を与える事ができないのです。

で・・・
なんで急に塾長がプチ塾生達に構いだしたかと言うと。

ボールを投げる事に慣れて来たプチ塾生達が、だんだんと腕が振れるようになって来たからなんです。
腕を早く振れると言う事は、正しい投げ方をさせないと間接に無理がかかります。
自分では絶対に曲げられない方向に、無理矢理間接を曲げてしまい肘などを壊してしまうからなんですよ。

それで無くとも、経験上からこの季節が最も肘や肩を壊すシーズン。
だんだんと冷え込みが始まると、夏の暑い時のように筋肉が思っているほどほぐれていなかったりするんですね。


で、こちらは自由気ままなアポロチョコ。

身体が横回転になっているので、もう少し経つと肘が下の方で使われるようになります。
それを直して上げたいのですが、今の所は大丈夫と言う判断と、他に急いで直さなくてはならない塾生がいるので、ちょっと待っててね。


かと言って、あまり適当に投げちゃ駄目だよ。

と、一人一人直して行くのですが。
後から後から出て来るスチャラカ投法。
ここからあそこまで直して・・・
後ろを振り返ると、もう元に戻っていたりします。
モグラ叩きみたいなもの?


いっそ全員がチュートンのようにダブダブのユニフォームでいてくれたら。

そのユニフォームの下で何が行われているか解り辛いので、今ほど気にしなくて済むのに。
平成塾のユニフォームは上半身が浴衣で、下半身をモンペに変えるか?

いっその事、帽子を辞めて全員がフルフェイスのヘルメットなんてどうだろう?
頭を叩きたくなった時に遠慮しないで済みそうなんだけど。


プチ塾生改造計画

2009年11月02日 | 歴史
昨夜放送されたJinの余韻に浸っている塾長です。
これから昼食は毎日、黒米稲荷にしようか真剣に検討中でございます。


さて、現在内野組、外野組、プチ組と分かれている平成塾でございますが。
内野組、外野組と比べて明らかに温度差があるのがプチ組。
同じミスをしてもプチ組では「なかなか良いじゃない?」「そこで勝負したのは素晴らしいね」等と褒められたりしますが、内野組外野組では生きているのが嫌になるほど走らされたりします。

プチ組は野球の楽しさを覚えて、野球を好きにさせるのが目的となっていますが、野球はそれほど甘いスポーツではございません。
そろそろプチ組にもそれを解らせる季節が到来致しました。


その前に・・・

3年生にして40代の身体を持つと言われているタンタン。
ストレッチではイチゴミルクが優しく太腿を伸ばしてくれています。


そこへ現れた優しい塾長。

え~いっ! 手ぬるいっ!!
これでも喰らえっ!
きゃ~っ 辞めて~っ 塾長ぉぉぉぉぉ・・・・


じゃかましいっ!

哀れ、気を失うタンタン。

プチ塾生達はよく見ておくように。
プチ組と内野組はこれくらい扱いが違うのじゃ。


と言う訳で、キャッチボール開始です。

こちらはびっくりするくらいボールを投げられるようになったイクラ。
時間は守らないけど・・・
ここへ来て、突然ボールが走り出しましたねぇ。
時間は守らないけど・・・


こちらはプチ組の問題1。

相変わらず上海雑技団にしかできない投球フォーム。
まあ、身体が柔らかいと言うのは良い事なんですけどね・・・
このままでは、周りを驚かす事は出来ても、ランナーを刺す事ができません。


仕方なく投球フォームを1からおさらい。

まずは身体の正しい向きを教えます。
いきなり正面向いちゃ駄目なんだよ。


続いて投げる反対の手の使い方。

力学的に言うとベクトルとモーメントの関係なんだけど・・・
そんな難しい理屈は抜きにして、取り敢えず左肘を畳みなさい。


で、投げさせて見ると・・・

多少の改善が見られたのかしら・・・?
こやつは股関節も柔らかいので、すごく解り辛いな・・・
いっその事、上海雑技団にトレードでも申し込むか?

と、まあ、一応の改善が出来たと言う事で。


いました。 問題点2。

楽しそうにボールを投げてるアポロチョコみたいな塾生。
厳しさの「キ」の字も感じさせない、その投球フォーム。


塾長に見られている事でフォームを意識するアポロチョコ。

さっきと若干フォームが変わったように見えますが、単に投げた後の向きが変わっただけ。
う~む・・・
同じ方向に投げているのに、投げる度にフォームの向きが変わるってどうよ?

次のターゲットにロックオンした塾長なのでした。


少人数制

2009年11月01日 | 歴史
ここの所、日曜劇場のJIN-仁-にはまっている塾長です。
綾瀬はるか演じる橘咲の台詞が健気で泣かせるのよ。
日曜日の9時から10時の間は、電話して来ても出ませんからね。
誰も邪魔をしないように。


さて、この日は塾生の休みも多かったのですが、それ以上に指導陣のお休みが多かったのです。
少人数制とは教わる塾生では無くて、教える指導陣側のこと。
とっても嬉しくない状況でございました。


防衛大が来てくれて本当に助かったよぉ。

防衛大が綾瀬はるかに見えた塾長だったのでした。



塾生の列も短いっ!

みんな予定が重なる時は重なるもんなんですねぇ。
頼りになる6年生が一人もいません。
って、全員が来ても頼りになる6年生はいないのですが・・・

因みにこの日、参加している6年生はアチャモ一人でございます。


さあ、そのアチャモがキャプテン代行でアップ開始。

意外や意外。
きっちりと声を出してみんなを引っ張るアチャモ。
全く期待していなかった分、ちょっと驚く指導陣。


後ろに続く塾生達もちょっと意外?

なんか、いつもより統率が取れているんじゃない?
隊列も全く乱れないし・・・


当たり前のようにストレッチ開始。

ここまでは全く違和感がありませんね。
指導陣の人数が少ないだけに、このまま最後まで行ってくれると嬉しいんだけど。


一応ストレッチのサポートしているように見せる指導陣。

その実は、嫌がる塾生達相手に強引にスキンシップを図ります。


なんとかみんなをまとめようと、懸命に頑張るアチャモ。

そのアチャモの指示を無視して、全く違う動きをするハットリコーチ。


アチャモはひとつひとつのストレッチが非常に丁寧です。

って、単に時間をかけてるだけなんですが。


その分だけ、時間をかけてチェックできますね。

ちゃんとストレッチができてますか?


ちゃんと足が前を向いてないよ。

注意を受けるのは、この日から金太郎と呼ばれる事になったヒロヤ。
理由は後ほど・・・


塾生に混じってストレッチをしているヒロミチお兄さん。

全く違和感がございません。
しかも塾生同様、きちんと踵が付いて無いし・・・


正しい姿勢を教えてあげる優しい塾長。

このアキレス腱ストレッチ。
正しい姿勢で行うと、意外と痛かったりするんですよ。
ちゃんと悲鳴をあげる所までやってね♪


続いて塾生達が最も苦手な太腿のストレッチ。

全員が寝転んだ瞬間、毎回「因幡の白ウサギ」ごっこをしたい衝動にかられる塾長。
この日も必死に我慢。


仕方が無いので他の玩具を見つけます。

腰が浮いていたペペ。
待ってましたと飛びつく塾長。


同じ塾生の腰を抑えるのでも、妙に優しいイチゴミルク。

指導陣によって塾生への接し方は随分と違うようです。
ただ、この日は指導陣が少人数制ですからね。
優しく無い指導陣に会う確立も随分と高くなるようで。

まあ運が悪かったと諦めて下さい。