こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

早春

2006-03-15 20:30:40 | きょうのひと言
今朝は暖かかったですね。

だからというわけでもないのでしょうが、今日一日頭の中では混声合唱組曲 「蔵王」 の中の「早春」という曲が何度も何度も繰り返されています。もともと好きな曲の1つでもあり、実際に唄ったこともあり懐かしさという部分もあると思いますが、今朝のような陽気になると、なぜか頭の中を駆けめぐります。
厳しい冬が過ぎ、春が訪れた安堵感というか、嬉しさというか、
とにかく心を洗われるような曲です。

曲を紹介しているサイトを見つけたので、紹介します。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/zaoo_sousyun.htmここは、曲を聴くことが出来ます。
http://sound.jp/satotaka/ のさくら学年:昭和63年度卒業
6学年合唱というところに「早春」があります。歌声が聴けます。
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どうぞいらしてください

2006-03-13 22:35:01 | 営農のこと
先日「そうか子育て情報誌 まつぼっくり 第4号」にわが家を取り上げて頂き、「畑に農薬や化学肥料を使っていないので、小さな子供たちでも安心です」と紹介して頂きました。

「意外と安心して子供と一緒に楽しめる所ってないんだなぁ」と、この記事を読ませて頂いて感じました。

「だったら、うちの畑で遊んでもらおうか」

今こんな気持ちでいます。

もともとわが家では、農業体験とか収穫体験とかを行っています。
特に何をするわけでもありませんが、「親子で土とふれあう体験」なんて
いいんじゃないかと思います。

ご希望の方は、http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/taiken.htmlからお申し込みください。
あくまでもただの畑ですので、念のため。
6月にはジャガイモ掘りも出来ますよ。
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農作業をしているとき

2006-03-12 21:08:29 | きょうのひと言
農作業をしている時、私は色々なことを考えます。
作業の段取りのことはもちろんですが、経営のこと、経済のこと、政治のこと、自分自身のことなど、思い浮かぶことは数知れず。

最近特に考えるのは、「団塊の世代」について。

農業の世界に、団塊の世代の方々が目を向けていらっしゃるようです。
それはそれでいいことだと思います。が、私が強く思うのは、「どうして今なの?」ということです。兼業の私がとやかく言う筋合いでもないのですが、なんか動機が不純というのか、今ひとつ解せないんです。

だって、今まで企業戦士とかいわれながら、ある意味で農業を避けていた?バカにしていた?人たちが、定年後の第2の人生として農業を志しているわけですよね?

「農業じゃ食べて行けない」とか、「安いものを輸入すればいい」とか挙げ句の果てには、農地を宅地をはじめとする”開発”のターゲットにしていた方々が何で今更農業なんでしょうか?自給自足の生活にあこがれる?冗談ですよね。今までバカにしていたのに。ずいぶんとまあ身勝手な考えをする方々の多いことか。

国の農業政策だって例外ではありません。食糧自給率が低いとか、年に何回かは騒ぎたてるようにこんなアナウンスを流しますが、それでは具体的に何をしてきたのでしょうか?他業種でも見られるような「保護政策」以外に私は思いつきません。

「保護」が行き過ぎて「過保護」になってしまったため、国際競争力を失ってしまったのではないでしょうか。規制があることによって守られたことには、工夫・進歩がなかったのではないかと感じます。

私も農業を”兼業”し始めた頃、「定年してからやればいいじゃないか」と諸先輩方からよく言われました。その時私は「定年してからじゃ、農業の勉強している暇ないじゃない。だから今から試行錯誤するの。20年もあれば、色々身に付くだろうし。」なんて答えていました。

団塊の世代の方々の中にも、「経験重視」の考えをお持ちの方がいらっしゃると思います。なぜそのような方々が、「農業」だけは例外と思うのか?または、それに気づかないのか?ずいぶんとまぁ都合の良い考えだと思います。

”アリとキリギリス”じゃないですが、いままで好きなことさんざんしてきて、
いざ定年を間近になった今、急に農業?虫が良すぎますよ。またそのような人をターゲットにしている業界の方々。明日は我が身じゃないでしょうね。

「探求心」と「信念」と「コミュニケーション力」と「行動力」がなければ、世の中で成功しないといいます。農業の世界だって例外ではありません。
ましてや、「給料や賞与」を当然のように思っていた方々が定年を境に”個人事業主”になりきれるとは少なくとも私には考えづらいことです。

団塊の世代の先輩方、ご自身の人生ですから誰か、何かに頼るのではなく、ぜひご自身ですべてを決断なさってください。成功しても失敗しても、責任はご自身にあります。定年までにぜひ、”依存型思考”からの脱却をなさってください。




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風つよし!

2006-03-12 12:38:34 | 農作業のこと
南南西の風、風速5m/s、気温19.4℃。
11時現在の越谷のアメダス のデータです。

10時頃から急に強い風が吹き出しました。
台風の時みたいに突風が吹いています。

そんな中、ゴーヤーの栽培を予定している畑の整備と
堆肥の投入をさっきまでしていました。

高低差が20cmくらいある畑なので、きょうはとりあえず
高さを均一にするために、高いところの土を低いところに入れ
その後堆肥を投入して、トラクターで深耕しました。

それにしても風が強い!
例年のことですが、この強風が吹かなくなると、あとは暖かくなるだけ。
いまが季節の変わり目なのかも知れません。
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結構充実してました

2006-03-11 23:11:15 | きょうのひと言
暖かい1日のお陰で、きょうは結構充実していたように思います。

午前中は田んぼへ行って、「くわい掘り」・・・まだやっています。
ほんの数時間でしたが、それなりの量を収穫できました。

午後は、「野菜セット」発送の準備。そして、発送。

きょう1日でやったことは、たったこれだけ。
それでもきょうは気分がいいので、焼き肉食べに行っちゃいました!
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いい天気!

2006-03-11 09:43:06 | 農作業のこと
きのうの寒さはどこへ行った?
そんな気にさせられるくらい、きょうはいい天気です。
予報によると、17℃くらいまで気温が上がるみたい。

昨日降っていた雨の影響が気になりますが、
農作業をするには、もってこいの陽気です。

気分も、天気も最高!!
こんな時は、アウトドアで気持ちの良い汗をかくのが
もっとも贅沢なことではないでしょうか。

さてさて、そろそろ畑に向かいますか・・・。

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農夫と土

2006-03-08 21:54:31 | きょうのひと言
「耕して種を蒔く土
 人みなの命の糧を作り出す土
 耕して種を蒔く者
 農夫らの楽しみの種、悲しみの種
 ともかくも種が命だ

 朝、朝、星を見て
 星を見て野良に出る
 働いて、働いて、額に汗して
 夕星を見て帰るのだ

 種を育む、育む土こそは
 種を蒔く者の夢だ、望みだ
 そして祈りだ、そして祈りだ
 花咲き、実る
 毎年の約束の不思議さよ」

混声合唱のためのカンタータ「土の歌」の第1楽章、「農夫と土」の歌詞です。
学生時代に演奏会で唄いました。
あのころは、歌詞の重みをあまり感じなかったのですが、
いまあらためて歌詞を見ると、共感できるいい詩だと思います。

http://yotyan.web.infoseek.co.jp/ongaku-index.htm
聴くことが出来ます。興味があったらぜひ聴いてみてください。
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ジャガイモ植え付け

2006-03-06 22:13:08 | 農作業のこと

きのうのことですが・・・。ジャガイモの植え付けをやっと終えました。

2/5に畑へ堆肥や鶏糞を投入し、トラクターで耕し1ヶ月ほどそのままにして、
土と投入した堆肥・鶏糞がこ慣れるのを待っての作付けです。



作付けの前日、ジャガイモを芽が均等に分かれるように注意しながら
2等分しました。翌日、畝間60cmになるよう鍬で土を起こして、そこに元肥として完熟堆肥を入れます。そのあと、株間30cmで種いもの切り口を下にして植え付けました。



最後に土を被せて鎮圧(土が風雨で飛ばされないよう、土を固める)して、
植え付けが終わり。
毎年、うちの植え付け方はこんな感じです。

このあとの作業は、発芽したあとの「芽かき」(沢山出てくる芽を1~2本に減らすこと)をして、土寄せを2回程度行います。
6月には、美味しいジャガイモが収穫できるはず。今から楽しみです。

なお、栽培履歴をhttp://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/jagaimo.htmlで公開しています。
どんなところで、どんな風に栽培されたのかを知ってもらうことで、少しでも安心感や
親近感を持ってもらえればなぁと思っています。

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ひとくぎり

2006-03-01 20:35:54 | きょうのひと言
3年前、15年勤務した学校を自分の学年の生徒たちと一緒に”卒業”しました。
あれから3年の歳月が流れました。

3年前の3月31日に”退職辞令”を戴いてから、振り返ることもなくきょうまで走り続けてきました。

一緒に卒業した生徒たちは、いま高3。
私の勤務していた学校は、私立の中高一貫校だったので、かつての教え子たちは
今も学校にいます。明日までは・・・。

あすは、教え子たちが名実ともに”卒業”します。
私はというと、後ろを向かずにここまで来ましたが、ふっと思い出したんです。
ああ、卒業か・・・。卒業式には、仕事の関係もあっていけないけれど、
予行練習くらいなら、見に行けそうだとばかりに、今日の午前中かつての職場を訪ねました。
別に仲違いをして退職をしたわけではないのですが、懐かしさと、時の流れの前で、結構勇気がいりました。

行ってみれば、かつての同僚たちが笑顔で迎え入れてくれました。
取り越し苦労だったわけです。妙に意識をしていたのは、私の方でした。

予行練習を見ていて、心のどこかに突っかかっていた何かが、外れた気がしました。
迷ったけれど、来て良かったと思いました。

かつての教え子たちが、私がいることを知り、わざわざ「進路の報告」に来てくれました。
「・・・いろいろありがとうございました。」
「オレ、何もしてないよ」
「中学校の時に先生に色々相談に乗ってもらったのに、お礼を言えなかったので・・・」
久しぶりに”先生”と呼ばれ、どこかくすぐったい気持ちでした。

かつての教え子たち、かつての職場、そして私自身。
それぞれの立場で、それぞれが努力をしています。
かつて生徒たちには常々「考えるだけでなく、やってみろ」と話していました。
信じてくれた子がいたんですね。すごく嬉しかった。

生徒の手前もあるので、私も負けずに「まずやってみる」をこれからも実践して行こうと思います。

ぽっかり空いていた心の穴を、きょう埋めることが出来たような気がします。
いつかどこかで、また再開が出来たらいいなぁと思っています。



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