3/22付の全国農業新聞の1面です。
TPP交渉参加表明について「断固反対運動徹底」などの活字が踊っています。
”守られた組織や個人は、自立出来ない” 私はそう思います。
よって国益を守るためには、競争力を付ける必要がある。
しかし今まで保護されていたのだから、一時的な衰退は致し方がないのではないかと思います。
保護と規制の中で努力を怠った(忘れていた)ことは、
農業界のみならず、様々な業界に見られることです。
バブル崩壊の時も、リーマン・ショックの時も、円高の時も、
相当な苦労はしたけど、その後時間はかかったにせよどうにか持ち直してきた日本。
今回はもっと苦労するかもしれませんが、
将来苦労するくらいなら今した方が絶対に良い。
そして将来、国際競争力の一番ある国になればいいじゃないですか。
大型店舗が開店した地域の個人商店は全滅していますか?
なくなったお店もあるけれど、元気に生き残っているお店もあるじゃないですか!
客を奪われるじゃなく、大型店に集まってくるお客をどうやって呼び込むか?
こんな努力をしたお店は、しっかり生き残っていて、
断固反対のお店はなくなった。
時流にどうやって乗っかり、どうやって今の事業(仕事)を継続させるか?
そこんところを考えれば、今何が国益かが判ると思います。
逆境から這い上がった人は、強い。
一時の苦労を嫌がり、既得権を確保していると必ず最後は消えてしまいます。
私はもっと前向きに、熱い気持ちで物事に向かって行きたいです。
日本農業が将来にわたって生き残ってゆくためには、
今まさに自立をすることが必要だと私は思います。