散日拾遺

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オオデマリの楽園

2019-05-05 07:22:42 | 日記
2019年5月5日(日)
 オオデマリの花盛りは見事の一語に尽きる。
 

 写真では純白だが、肉眼だといくらかクリーム色がかり、ほんの少し早く盛りを迎えるコデマリ(写真左方枠外)やツツジ(同手前)のひたすらな白と微妙な対照を見せる。
 目に美しいばかりか蜜が甘いらしく、さまざまな昆虫がひっきりなしに訪れている。


 偶々写ったのはテントウムシとカメムシ(?)、裏側に蠅が隠れ、虻や蜂も入れ替わり立ち替わりで、中には捕食・被食の関係にある組み合わせも混じるように思われるが、あたかもいったん休戦といった風情でそれぞれの飽食に余念がない。

 「おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、
 子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、
 雌牛と熊は食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、
 ししは牛のようにわらを食い、乳呑み子は毒蛇のほらに戯れ、
 乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。
 彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。
 水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。」
(イザヤ 11:6-9、口語訳)
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