2016年5月10日(火)
【コメント御礼】
橋口さん、実名登場ですね。嘗て桜美林の教室で伝えたことが役に立っているとすれば、教員冥利に尽きるというものです。教わったことを教え、伝えられたことを伝えていく連鎖の中で、人生の有限を乗り越える方向が示されていくでしょう。健闘を祈ります。
池田さん、ありがとうございます。私の不思議なクセで、こうして苗字だけを拝見すると、なぜか必ず男性を想定してしまいます。「被爆二世」さんの時も、稲田先生の時も、フルネームを拝見するまでてっきり男性と思い込んでいました。コミュニケーションは一般に女性のほうが得手なのですから、まず女性を想定するというなら分かるのですが、何でしょうねこれは。分析してみたら面白いでしょうか。
答案を整理して自分の誤りに気づきましたが、残念ながら50名ほどの女性方のどなたであったか見当がつきません。質問者の中には、いらっしゃらなかったようですね。またお目にかかる機会があったら、どうぞ名乗りを挙げてください。
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このところマメにつけていた日記が、7日から9日まで真っ白に抜けている。(高橋書店の「一日一頁」日記なので、抜けが一目瞭然である。)そのぐらい土日の授業に余念なく集中し、代休の月曜日はスッカラカンの抜け殻で使い物にならなかったのである。午後から碁会所に行き、1局目はそれらしくうち回したが2局目・3局目とあり得ないポカをして、お疲れ加減を思い知らされた。面接授業後は常のこととはいえ、ここまで疲弊するのは珍しい。やっぱり数の効果だろうか、30人と70人では立ち上ってくるオーラの総量が違うから・・・それだけなのかな。
放送大学の面接授業は一般学生の動機水準もきわめて高い。加えて、受講者中の2~3割は精神疾患の当事者ないし家族であり、さらに多数の医療・福祉関係者が混じっているから、気合いが違う。宮本先生ではないが、真剣勝負の迫力が視線や居ずまいや声の反応から立ち上り、まる二日間、気を抜くという瞬間がない。そこに数の効果が加算されたから・・・かな。
質問やアンケートには、いつもながら思いもよらない発見や気づきが含まれ、受講者以上にこちらの得るものが大きい。けれど今回は、それらを鑑賞・吟味する余裕をもつまでにもう少し時間が要りそうだ。2週間後には福岡、体調を整えておかなければ。
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