きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

秋の歩く釣り

2011-09-20 | 釣り

健康指導というのを9/16に受けてきました。
ちょっとお腹周りがヤバイ、運動不足と食事のバランスについてしっかりと指導を受け、早々に実践しなければと思い、釣りに出かけました。

091701 (さあ歩くぞ!と思う瞬間)

南アルプスの川に着いたのは、もう、夕方でしたからちょっとだけ釣りして翌9/17は、早起きです。
今日は、ちょっと歩くつもりで登山道を1時間ほど歩いてから、川に入ってみました。
この流れは細く、途中にあるいくつかの堰堤の上は伏流水となり水が流れて居ない所もありますが、取り水がある堰堤の上には奇麗なエメラルドグリーンの水が溜まっていました。水はかなり冷たい水で、流れきらず一度伏流水となったその流れはちょっと奇麗過ぎるのかもしれません。

091703 (途中で見たクジャク蝶)

谷を埋め尽くす広い河原には似合わない細い流れですが、雪代など水が多いときは、この広い河原が水で埋め尽くされるのだろうかと、不思議に思いながらイワナが居そうな流れに毛鉤を浮かべてみましたが、サッパリ反応がないまま上流に向かいました。時折雨もぱらつき、南アルプスの山は雲と霧に隠れてその姿は良く見えませんが、雨が止み、霧が晴れるとその雄大な姿をほんの少しだけ見せてくれます。川の流れには真新しい足跡もあるので、すでに早朝から他の釣り人が釣り上がったのかもしれませんが、それにしても逃げる魚影さえ見えませんので、イワナは居ないのかもしれないと思えるくらいです。
何百投目だったでしょうか、ボクの浮かべた毛鉤に黒い影が近づきその毛鉤を吸い込んだのは。なんとも嬉しい1匹のイワナです。

091702 (やっと出会えたヤマトイワナ)

このイワナは確実にこの流れで生まれ育ったヤマトイワナです。この1匹に会うためにボクはここまで来ました。
その後も、反応が無いまま、だいぶ上流まで来ましたが、やっと水が安定して来たのかと思える場所で、毛鉤を追いかけてくるイワナを見たっきりでした。

091704 (やっと水が安定してきた場所)

午後からは雨も止み、時々晴れ間も出て暑い日射しが照りつけます。もう少し、上流まで行って見ようと思いましたが、歩いて戻るには2時間はかかりそうですから、15時過ぎには下山しました。
今度行く時には、2時間は歩いてから釣りを始めてみようと思います。

091705 (上流にちょっと未練があっったけど雲も迫ってました)

翌日は10年ほど前に行った事がある横川に行ってみました。

091706_2 (横川の流れ暑い日でしたが日陰で涼しい流れ)

でも、なんと上流に行く林道には、門ができカギが掛かって上流に行くことができません。仕方なく下流側を釣り上がってみましたが、アマゴが1匹釣れただけです。

091707 (釣れたアマゴ)

091708 (空は青空、ハートマークの雲)

前に来たときには麓のソバ屋さんが閉まっていて、そばを食べる事できず心残りでしたので、今回は、お店が閉まる14時前に行きました。念願の蕎麦は、美味しい蕎麦でした。雑キノコおろしも注文しましたが、これも、美味しかったです。お爺さんとお婆さんがやって居るお店で、今日は敬老の日だから羊羹はおまけだそうですが、とても美味しいお蕎麦を食べさせてくれます。また、お蕎麦は食べに行きたいですね。

091709 091710 (美味しいお蕎麦)

(美味しおそば屋さん)
今回は、健康指導を受け、ちょっと歩くかなと思い、釣りに行きました。もう少し釣れるとなお良かったのですが、それでも、今回は川を歩く事が目的でしたので、まずまずの休日を過ごすことができました。
また、今度、もう少し歩く釣りをしようと思います。
なにせ、健康のためには、週に1度は運動しないといけませんから。

コメント (8)
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