さて、GWも中盤の釣りだ。ちょっとした勘違いで後半は9連休をとってしまったのだ。
(都内を抜け出すと朝日が昇る)
まずは、5/3に実家に帰って釣りに行くことにした。5/3,4に仲間が5人ほど集まる事になったからだ。
GWの混雑本番は、どうも5/3の朝に始まる様なので思いっきり早めに出たが、やはり前夜にでないとだめなようで、朝4時にもかかわらず都内を出る幹線道路はすでに車が多い。それでもなんとかいつもより少し時間がかかった位で都内を抜け出したが、なんと東北自動車は、鹿沼ICから先で渋滞している。仕方がないので、途中で高速を下りて川に向かった。すでに来る予定の4人はそれぞれ川で釣りをしているとの事だが天気が良すぎてどこもライズは無いようだ。ひとまず3人がいる堰堤のポイントの車止めに7時前に到着した。やはりライズは無いそうだが、ライズがあるのはおそらく8時前後の30分だ。
(ライズが無いとスマホの電池が減る)
4人で土手の上で話をしていると下流側から2人の釣り人が歩いて川縁にやってきた。まさかそこでライズ待ちをはじめるのかと思い、まずは話をしてみるかと言う事で支度をはじめて川に下りて行くと、後から来た2人は下流の方にもどって行った。
結局、ヤマメらしいライズは2回ほどしか見る事が無く、ライズタイムは完了し4人でトロ場のポイントに移動した。
(釣りになりそうも無いピーカンはコーヒー飲みながらおしゃべりも楽しい)
こうも天気が良いとカゲロウの流下は無くライズも無いので、4人でコーヒーをいれてまったりした。お昼はまたとんかつ屋に行って、今日はまだ食べたことが無い、ハンバーグにした。
(お昼のハンバーグ)
ひとまず、本流は可能性がないので支流に行ってみたが、支流は釣り人が多く何時ものライズポイントで単発のライズを1度みただけで釣れなかった。
イブニングタイムに期待してまたトロ場のポイントに移動したが、まだ時間も早いので2回目のコーヒータムでまたもまったりしていると、何となく風が出てきた。
それでも川縁に向かうと、遠くで雷がなったかと思うと雨も降って来た。雨だけなら良いが風も強くとても釣りができる状況では無いが、それでも2度ほどライズがあったが、釣れない。
風も収まらず寒いなか夕暮れまで粘り6人で温泉に直行して暖まった。
温泉に入ったあとは温泉施設の食事処で、6人で晩ご飯、一番人気の唐揚げ定食でお腹を満たした。
翌朝は早く出て釣りと言う予定だった、本日もピーカンの天気なので、無駄だろうと実家の離れのベランダにてコーヒータイムでのんびりしていた。
昨日、桶ヤンが行った支流では昼間もかなりライズしていて爆釣だったとの事なので、そっちに行ってみた。先週、追加放流でごった返しだった川も今日はあまり車も無く、桶ヤンの言う通り結構ライズしている。
大きな毛鉤では食わないので、#22までサイズを落とすと結構釣れる。ひとしきりライズの釣りを楽しんだあとは、みんなを近くの蕎麦屋に案内してお昼を食べた。昼の部終了のぎりぎり時間だったが、なんとか間に合って蕎麦が食べられてよかった。
さてさて、昨日のリベンジのためまた、トロ場に向かったが、まだ時間もあるのでまたもコーヒータイム、ちょっとのんびりとイブニングタイムを持った。
先に来ていた釣り人達も帰りはじめ、川に出て見た。
残念ながら今夜も、昨日と同じ所で1度ライズはあったそうだが、誰も連れずに終了となった。みんなと川で別れて実家に帰った。
翌日は朝から薄曇り、ちょっと小雨もありよい感じだったが、毎日釣りに行く訳にも行かず、朝から実家の回りの草刈りをした。草刈りが済んで両親と昼食を食べに外に出て買い物を済ませて実家に帰って来たが、小雨交じりの絶好の釣り日和、我慢できなくなり慌てて合流ポイントに行ってみた。流れの強い所をみていると大マダラがハッチして流れている。
(午前中の小雨で雰囲気が変わる本流)
よく見るとその先でライズしている。慌てて毛鉤を送り込んだが、毛鉤には反応しなかった。流れが強くてちょっと厳しい。まてよ、もっと釣りやすいところでもライズしているかもしれないと、下流に移動したが、ライズは無い。流下しているカゲロウはそれほど多くはないが、複数あるようだ。大きめのカゲロウが流下すると立ち込めない下流の方で良いサイズのヤマメがライズし始めた。
ちょっと深いいが無理して上流から送り込めば届きそうだと思い、腰の上まで水に浸かってライズの上流側になんとか毛鉤を送り込んだ。出ろ!そう心の中でつぶやきながら小さくなってやっと見える毛鉤を見つめていると、ガバッと毛鉤に出た。やったと思って合わせたが、ラインが出すぎていたためか、ググッと竿に伝わるヤマメの感覚はすぐに無くなった。
ライズは下流側から少しずつ上流側に移動してきた。頻繁にライズする訳ではなく時々、数回ライズしては、また静かになるといった感じで静かになった時に毛鉤を送り込んでも意味が無いようだ。ライズし始めたらすかさず毛鉤を送り込む。やっとヤマメが釣れたが、2,23cmのヤマメだった。まだ、大きいのがライズしているので写真も撮らずに慌てて毛鉤を送り込んだ、今度は大きめのヤマメが掛かり、寄せて来たが途中で毛鉤がはずれた。その後もやっぱりライズがやっとまた始まったかと思うとすぐに止まったりというのを数回繰り返した。しかし結局、すっぽねけたり、ばれたりで大きいのは釣れなかったがそれはそれはとても楽しめた釣りだった。