3月30日はJFFの発眼卵放流活動で養沢のWVB回収作業をしてきました。
(WVB回収作業)
今日はモリオさんも一緒なので、朝、モリオさんを拾って集合場所に30分前に着くと、まだ誰もいません。まさか、誰も来ないなんて事は無いよな。と疑いましたが、時間までには全部で7名が集まりました。回収は埋設よりずっと楽ですから充分な人数です。
今年は本当に雪が多い年でしたから、川岸にはまだ雪も残っているので転ばないように慎重に川にお入り、プールをのぞき込むと川に倒れ込んだ木の回りに沢山のヤマメの稚魚が泳いでいました。
(川に倒れ込んだ木、ヤマメの稚魚の隠れ場所)
最初の回収ポイントでのボックス回収はすぐに終わりました。死卵の数も少なくボックスの中にもヤマメの稚魚は残っていなかったので、ほとんど元気に泳ぎ出したようです。
(流れから出したWVB)
ただ、1,2匹の奇形の子は残っています。埋設する際には、直射日光に当てないとか、WVBをヨウド液で消毒したりとか色々やっていますが、発眼卵の元々の遺伝子のためか、どうしても奇形の子が1,2匹は生まれてしまい、泳ぎ出せずにボックスの中に残っています。仕方がない事なのかもしれませんが、可哀想に思ってしまう出来事です。
次の埋設ポイントに車で移動しましたが、なんと、雪が林道を封鎖しています。仕方がないですから歩いて埋設ポイントまで移動です。今年の雪は本当に多かった様で折れた大きな木が川に落ちていました。
(ボックスに残っていた稚魚)
こちらのボックスも無事回収しました。昨年、埋設の時に大きな魚がいたポイントを覗いてみましたが、大物はいませんでした。
回収の際に、小さな溜まりに2匹のヤマメの子がいるのでみていると、ライズしました。可愛いいですね。無事に大きくなりライズして欲しいと切に願うばかりですね。
(ライズしていた稚魚)
雨の天気予報でしたが、降らずに回収を終えることができました。終わった後に釣りをしようかと思っていましたが、モリオさんは釣り道具も持ってきていなかったし、何時雨が降るか解らないので、帰る事にしました。
(最後はコーヒーで〆)
途中で、お土産におやきを買って、コーヒーを飲んで外に出たら、土砂降りの雨が降っていました。
発眼卵放流の作業を行うと、魚に対する愛情が増しますね。釣りでは味わえない楽しさと充実感がそこにあります。興味のある方はJFFまで!
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