きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

久しぶりのイワナ釣り(2021/9/12)

2021-09-20 | 釣り
今日はイワナ釣りに行ってきました。

(早朝の日光連山に朝日があたり綺麗でした)
朝は早起きして、奥会津まで釣りに行くつもりで出発しましたが、ふと、先月ちょっと覗いてきた川のその先に行くのもよいかもしれないなと思いました。もし車止めに車が止まっていなかったら、奥まで詰めてみよう。そう思いたって、車止めに寄ってみました。ラッキーなことに車は止まっていませんでしたので、朝7時でまだ早いですが、支度をして山道を歩き始めました。
歩いて20分ほどで前回上がった場所まで到着し、川に降りてみましたが、浅い瀬が続き、イワナの反応はありません。

(河原に古い鹿の角が落ちてました)
1時間ほど反応がないまま飛ばし気味に釣りあがり、やっといい感じの渓相になるとイワナが釣れました。

(やっと釣れたイワナ)
おそらく、6年前の大雨で下流の方はかなり埋まって平らに変わってしまったのではないかと思います。

(やっとイワナが居そうな流れに)
そこからは、ぽつぽつイワナが釣れますが、大きなイワナは釣れません。
地図には載っていなかった堰堤の跡がありましたが、これは石を組んだものなのでずいぶん昔に作られた堰堤なのでしょうけど、完全に壊れていました。

(完全に崩れてなくなっている堰堤)

(大きなイワナは出ません)
目標にしていた地図にある堰堤には11時頃つきましたが、これもかなり古いものだと思われますが、一応コンクリートで作られていたので、戦後のものなのですかね。堰堤に詳しいわけではないですが、ずいぶん昔から砂防堰堤というのは作られていたようで、石で組んだものはすぐに壊れてしまっていたようです。

(目標にしていた堰堤、右から越えられました)
堰堤には、大体工事用の道が作られているので、きっと川から上がれると思っていましたが、そこから上の道には上がれそうもないので、堰堤を巻いて釣りあがりました。
少し行くとまた、地図に無いコンクリートの堰堤がありましたが、これもだいぶ古いもので、ちょっと壊れていたしロープが掛かっていたので、壊れた穴に足をかけて、よじ登ることができました。

(地図に無かった堰堤、割れ目に足をかけて登りました)
釣りあがっていくと、結構、ゴルジュがきつくなってきたので、道に上がれそうな場所で、道に上がってみました。

(結構、ゴルジュがきつい)
道に上がって一安心、時間はまだ12時少し前ですから、道を少し上流に川を見ながら歩いて行ってみました。

(道に出たけど崩れて荒れた道)
すると、すぐにゴルジュはすぐに終わって、川に降りるのも楽そうな場所に来たので、また川に降りて釣りあがりました。

(またなだらかな流れに戻る)
今日一番大きなイワナが釣れましたが、それでも25,6㎝のイワナですから少し物足りない感じでした。でも、ここのイワナは意外に良く引くのでなかなか楽しいイワナ釣りです。

(今日、一番のイワナ)
ただ、初めて入った川なのでこの先はどうなっているのか分からないので、脱渓できるところがあるかとか、地図だけではちょっと不安もあるところです。
13時頃、最終目標にしていた橋が現れましたが、橋の前後には、脱渓できるところはなく、おまけに橋の下は通り抜けられそうもありません。

(釣りお仕舞予定の橋)
ちょっと戻って急な斜面だけど、登れそうな場所でやっと林道に出ました。今日の釣りはお仕舞です。林道は、かなり古くて、途中、だいぶ崩れていてかなり怖いところもありましたが、1時間ほどで車に戻ってきました。

(完全に崩れて道がなくなっていた場所)
疲れた割には、あまり大きなイワナは釣れませんでしたが、良く引くイワナばかりで、楽しいイワナ釣りでした。多分、この川には放流はしないでしょうから、原種のニッコウイワナなのだと思います。

(川は道の高低差が結構あり入脱渓点がわからないと怖い)
今シーズン、イワナ釣りおそらくはこれでラストになると思います。
今シーズンはヤマメの釣りが多かったですが、こうしてイワナを釣りに山に入ると、歳を重ねていくとやはりイワナよりヤマメになるのかなと感じます。ちょっと前までは、ちょっとしたゴルジュもそれほど苦に思わなかったけど、岩の上り下りはかなり辛いし、帰りの林道歩きでは足がつりそうになり、だいぶ体がなまっていくなと感じます。
でも考えてみると、一昨年に脳梗塞を患った後すぐは右が不自由で、リハビリ病院を退院した後も、パソコンのキーボードもあまりうまく打てなかったし、釣り堀に行ってもキャスティングもなかなかうまくできませんでした。歩くのに不自由はありませんでしたが、頭がすっきりせず、川の石の上に立つのはかなり怖かったです。昨年、久しぶりに渓流に行った時は何とか歩けましたが、一人で行くのに不安があったので、やべっちと一緒に行きました。そう考えると、なかなか元通りにはなりませんが、だいぶマシになって山岳渓流でも釣りができるようになったので、本当に良かったと思うところで、ありがたいことだとつくづく思います。


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