今回の旅は、「晩秋の信濃路を訪れる」です。
ここは白馬村・北城・野平です。野平集落です。

白馬駅から3キロメートル余り離れたところにある野平集落は、
戸数20戸ほどの小さな集落で、緩やかな斜面に田畑が拓かれている。
白馬村の東山側の丘陵にあって、まだまだ穴場的な存在が野平集落。
標高は750m~800mです。茅葺の民家もあります。
区画改良が進んだ棚田から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の
白馬三山が真正面に見ることができます。

白馬岳(しろうまだけ)と、JR白馬駅(はくばえき)の読み方の違いについて。
白馬岳(しろうまだけ)の読みは、雪解けの時に現れる雪形の「代掻き馬(しろかきうま)」から来ています。
JRの駅名については、1932年信濃四ツ谷駅として開業したものを、
1968年に地元の要望なども受けて白馬駅(はくばえき)と改称したのです。
これは1956年に合併により発足した白馬村(はくばむら)の代表駅に
ふさわしく当然のこととして「はくば」の読みがあてられました。