今回の旅は、「晩秋の信濃路を訪れる」です。
ここは長野市・信州新町・竹房です。
犀川に霧が立ち込めます。
信州の北部と中部を結ぶ交通の要衝にあった旧信州新町は、
戦国の昔から交易の地として多くの人や物資が行き交い、
「新町」の名で親しまれてきました。
江戸後期から明治には犀川の水運河港を背景に、
江戸や関西をも商圏とする商業の町として発展した。
棚田越しに旧中条村の虫倉山がどっしりと見えます。
多くの人に歌いつがれている「かあさんの歌」は、
作者・窪田聡氏が両親のふるさとに思いをはせ、
また氏自身の疎開時代を懐かしんで作られたといわれます。
この地・信州新町で創作しました。
木枯らし吹いちゃ 冷たかろうて せっせとあんだだよ
ふるさとの便りはとどく いろりのにおいがした ♪