学生最後の学園祭は

といっても別に私が何かするわけではありません。
4年生で既にサークルを引退した私は何かするということもないし、
その上サークルの後輩どもは今年の学祭の出店手続きを失念し、
私は後輩の働き振りを見に行くことも叶いませんでした。
彼らはその代替措置として千葉県は誉田まで合宿に行っているそうですが。
もはや隠居の身である私はわざわざそんなところまで行きませんのでね。
何となく寂しい気もしますが。
とはいえ、学生生活も残すところあとわずかということもあり、
とりあえずそれっぽい雰囲気だけは味わっておこうと我が大学の学園祭へ。

知り合いが出店でもしていればそこに会いに行く楽しみもあるのですが、
考えても見れば知り合いのほとんども私と同じく4年生なので、
こんな時期までサークル活動などにうつつを抜かしているような人間もいないため、
これと言って知り合いに久々に再会なんてこともありませんでした。
そういう楽しみがないとなると、もはや楽しみは食べることだけ。
模擬店とはいえそれなりに質の高いものを提供している所も多いので、
屋台の定番とも言えるじゃがバターをはじめ、意外なところでは風呂吹き大根、
さらには甘味物も数点いただき、これをもちまして学園祭見物終了。
はい、時間にしてわずか1時間弱。しかも食ってばっかりでした。
安いからついついアレもこれも食べてしまうんだよなぁ。いかんいかん。

今日は文化の日だってのにそんなものとは一切無縁でした。
いいんです。食欲の秋だから。
学生最後の学園祭は終始「食」に興じておしまいでした。

恐懼謹言。