恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

エンゲル係数過多な昼

2005年11月19日 | 日記とか
本日は久々に午後からバイトだったのですが、先輩からのお誘いもありまして、
勤務につく前にちょいと早めに家を出て腹ごしらえを致します。
ランチをいただきに伺ったのが神保町にあるレストラン 七條です。
事前のリサーチによれば私のような貧乏学生が入るような店ではなく、
どちらかといえば料理の価格もお高く、高級感が漂うお店だったりします。
この事前の調査だけで何となく不安になってしまい、再考を促したのですが、
先輩が是が非でも訪れたいというので、戦々恐々お供させていただきます。
神保町の駅から徒歩3分程度の場所にある小学館の建物の地下にこの店はあり、
雰囲気から言えばそんなに高級そうなお店という感じはしないのですが、
やはり店の外にあるメニューを見るとなかなかのお値段。
この店は夜の営業のがメインのようで、ランチはサービス価格といった感じながらも、
ランチもランチで私にしてみればそれなりのお値段だったりします。

店内に意を決して足を踏み入れると意外にもそこはアットホームな空間が。
まず店員さんもそこまで気合入れた感じでもなく、普通の定食屋といった感じでした。
ランチメニューにはいくつかの選択肢があったのですが、
やはりこの店の名物はなんと言ってもエビフライということで、これは外せません。
しかしエビフライだけがただ3本も出てきたところで飽きがくるかなぁ、
と踏んだ私は+100円支払ってエビ+ホタテ+牡蠣のミックスフライセットを注文。
これにて1350円也。うーん、やっぱり高い。
外食で昼飯を食べる時に支払う金額の基準が500円の私にとっては。
問題はその支払う金額に見合った質のものが提供されるかということですが、
これに関しては文句はございませんでした。
出てきたエビフライ×2本の大きさへの驚きも去ることながら、その食感も絶妙。
今も昔もエビフライはご馳走だと感じる私にとって、
このエビフライを頬張る時は至福の時間だったといえると思います。
もちろん旬の牡蠣フライ、歯応えのあるホタテフライも美味しゅうございました。
不満なのはライスの量が少なかったことぐらい。パンにしとけばよかったか。

ちょうど食べ終わる頃には外に行列ができるぐらいにまで混雑してきたので、
ゆっくりする間もなくそそくさと会計を済ませて外へ出ます。
どこか場を移してバイトの時間までゆっくりしようと考えておりましたが、
どこでどういうことになったのかはわかりませんが、
喫茶店でホットケーキをデザート代わりにいただこうということになり、
神保町から少々歩いて神田須田町にあるホットケーキの名店・万惣へ。
駅貼り広告などを見ていてこの店のことは知っていたのですが、
やはりその若者にはそぐわないような雰囲気から足を運べずにいたのですが、
せっかくの機会なのでこのお店でホットケーキとコーヒーをいただきます。

焼きつづけて70余年というキャッチコピーからも推察できるように、
一般には庶民食と捉えられがちなホットケーキもこの店にかかれば別次元の食べ物。
小分けされたバターとメイプルシロップをたっぷりとかけて戴きました。
やっぱり甘い物を食べてる時はこの上ない幸せですよ。うん。
コーヒーとのセットで1050円というのはなかなか高く思えますが、
七條と同様、この店も値段と味が釣り合っているので文句はありません。
一歩上質のものを求めればそれなりの代価が必要というわけですな。
振り返ってみれば今日の昼だけで2400円の出費でしたが。
財布が寂しくなっていくのに腹の贅肉は豊かになる、ってのは避けたいものです。

恐懼謹言。
コメント
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