恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

想定外の発言

2006年06月20日 | 日記とか
授業中の想定外の出来事というのなかなかの困り者でございます。
一応はその日の授業の流れを頭の中で思い描いて望むわけです。
ただ、相手は生き物というだけあって、
それが予定通りに進むほうが珍しかったりもしますが、
それでも軌道修正が困難になってしまうほどの事態は滅多にありません。

本日の世界史の授業の中で、途中までは順調に授業をこなしていましたが、
とある時に私が発問した回答に、生徒が意味も知らぬ下ネタを口走っちゃったんです。
そこまでベタなものではなかったので、私としてはスルーするつもりでしたが、
中にはそういう言葉に詳しい生徒がいて、それを茶化すわけですよ。
そうなってくると教室の中は収拾がつかなくなってきます。
「えー?どういう意味ー?」なんてのがそこかしこで湧き上がる始末。
学級崩壊というような悪質なものではありませんが、
ある意味でそんな状態になってしまいました。

その後5分ぐらいして何とか騒動は静まりましたが、
こういう時の対処の仕方を学んでおかなきゃな、と問題提起になりました。
男子校とか共学の学校ならこんなこと悩むまでもないんですがね。
一番つらかったのは、比較的真面目な生徒に「あれってどういう意味なんですか?」
と聞かれたときでした。いやー、さすがにそりゃ答えられんって。
真面目な生徒ほど知識欲は旺盛ですが、要らない知識までは、ねぇ。

恐懼再拝。
コメント (2)
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