恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

信念はあるか

2006年06月10日 | 所感とか
久々に日記を溜め込んでしまいました。
時間に縛りもあるので、簡潔に出来事を記述してみます。

本日は午後から千葉のグラウンドで野球部の練習でした。
久々に午後からだったので、家で「ぶらり途中下車の旅」を見て、
軽く家事をこなしつつまったりと過ごします。
バイクを車検に出しているので、電車で行くことになりますが、
時間も差し迫っていないのでこちらもゆるゆると駅までいくことに。

で、練習の休憩中の一幕なんですが、監督と生徒が話をしていたんですね。
横で軽く相槌を打ちながら一緒に話を聞いていたんですが、
監督から私に話を振られる一幕がありました。
「先生は人生の中で何か信念を持っていますか?」と。
話の流れからそこまで大真面目な話をしているわけじゃないのですが、
やはり改めてこういう質問をされると逡巡してしまいます。
よくよく考えてみれば自分の中には、絶対にこれだけは譲れないんだというような、
確固とした信念があるかというと、胸を張って言えるものはあるのかなぁと。
そりゃ、ある程度は自分が生きている中でそういうものがないわけじゃないんですが、
それが果たして信念と呼べるような高邁なものではないような気もするわけで。

上のような逡巡は頭の中ではわずか5秒程度のものですが、
ここで考え込んでしまってもしゃあないので、
「それが守れたかどうかは別として、信念のようなものは持ってるつもりです」
と答えさせていただきました。
その言葉を引用して監督は生徒に対してお話をされていたので、
私のいったことは間違いではなかったのでしょうが、
改めて自分自身の信念とは何か、ということを考えさせられました。
それはおそらく経験とともに形成されていくものなのかもしれませんが、
少なくとも今の段階で私が教師として生きる上で、
そして今後の人生を如何に生きていくかという上で、
少なからず自分の中に確固たる信念を持ちたいものだと感じました。

恐懼再拝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする