恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

営業デビュー

2006年06月27日 | 日記とか
本日は学校での授業はなく、教員は一斉に「中学校訪問」という名の営業へ参ります。
要するに都内や近郊の中学校にそれぞれの教員が散り、
学校の宣伝・PRをおこない、入学者を確保しようという算段です。
今まで公立で育ってきた私にはこういう営業活動というのは不慣れなもので、
教員というのはこういうことまでするんだなぁというのが率直な気持ちです。
とはいえ、私立の学校というのはあくまで一つの企業と変わらず、
少子化が進む昨今、生徒の確保というのは学校運営の生命線ともいえるものです。
なので、授業を休みにしてまでこうした広報活動に力を入れるわけで。

私は赴任してからまだ三ヶ月足らず、営業のノウハウもないので、
本日の午前中はベテランの先生とともに営業へ参ります。
江戸川区内を中心に回ることになっていたのですが、
さすがベテランの先生は授業や生徒指導だけではなく、
営業において適確に伝えたいことを伝えるっていうのがうまいですね。
それと、何年も営業を続けていると必然的に顔見知りの教員が出来るわけで、
そうした部分から生まれる人脈というのも重要だと思いました。
やはり信頼関係というのは地道に足で稼ぐしかないんですね。
午後からはある程度の営業ノウハウを学んだ成果を活かして独り立ち。
バイクで首都高を飛ばして世田谷区内の中学校へ参ります。
スーツ姿でバイクに乗ってスピード出すとやっぱり服がバタつくことバタつくこと。
おまけに排ガスまみれになったような気がするので、こりゃ要クリーニングですな。

さて、肝心の初営業ですが、さっき見たように流暢に説明するってのは難しいです。
系統立てて説明することがうまく出来ず、真意が伝えられたかどうか。
中には話に食い入って聞いてくれる先生もいれば、
テストの採点中で明らかに面倒くさそうに時計をチラチラ見ながら聞く先生、
とりあえず相槌だけうっておいて話はほとんど聞いていないような先生などなど、
様々な人間模様を垣間見ることが出来ましたが、
なんにしても思ったのは営業職って本当に大変だなぁってことでした。
日々営業で外回りに出かけている営業マンをちょっと尊敬できるようになりました。

大学時代に私はよく「営業マンっぽい」なんていわれたようなことがありますが、
それはあくまで口調のみの話でありまして、とんでもないことでした。
まぁこれもいい経験でした。
ノルマがこなしきれてないので、近いうちにまた世田谷へ参ります。

恐懼再拝。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする