コメットが50MHz用の新しいアンテナを2種類発売するようです。「CA-ABC61X」「CA-52HB3」という型番です。各アンテナの仕様等はリンク先をご覧下さい。
CA-ABC61Xの方は5/8λのGPなのでまぁあまり使うことはないと思うのですが、注目はもう一つのCA-52HB3。なんと3エレのHB9CVです。ブーム長が2.2m、重量は2.0kgで8.4dBiのゲインがあります。
ベストセラーとなっているCA-52HB4同様に一部ネジを蝶ネジ化し、組み立てやすくなっているようです。これによりコメットは2・3・4エレのHB9CVをラインナップすることになりました。
このバンドの3エレHB9CVは現在RadixよりAY-503HBが1種類市販されているのみ、しかもRadixも通販専用ブランドで細々と販売しているだけでした(通販かハムフェア等でのみ販売)。メーカーがコメットですので随分入手しやすくなるのではないかと思います。
というか、50MHzの3エレをアクティブに使っている局って極めて少ないはずです。まさかここの記事読まれているんでしょうか>コメットの関係者
そうであるなら24KGのノンラジアル製品か430MHzに特化したロングサイズのモービルホイップって作れないでしょうか? コンテスト等移動でGPを使う方も多いのですが、重くて組み立ても大変なので軽量で飛ぶ430MHzのハイゲインモービルホイップは重宝するはずです。今ある製品は144と共用のため設計に制約が生じ、430側から見れば中途半端な性能の製品ばかりです。マルドルのSHG-2100は倒産で再生産の可能性が消えましたから、430MHz用のノンラジアルでハイゲインのホイップが市場に存在しない状態です。
モービルホイップは車載目的だけで使われている訳ではありません。ラジアルがなくコンパクトに設置できるためGP代わりに自宅でご使用の方や、軽さを活かして移動で使っておられる方など車載以外でご利用の方も多いです。GPより安いのでGP代わりに使っている若手ハムもいます。こういうニーズ向けに何とか長いサイズのホイップを作って欲しいと思います。